もしも、世界にソニーがなかったら、 「そんな世界はきっとつまらない」
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こんにちは!本日は、東京都港区に本社を構える大企業「ソニー株式会社」について取り上げます。世界首位のCMOSイメージセンサやゲームなどのハードウェア分野や、映画・音楽分野を主に扱っています。

ところで、私はソニー株式会社の採用募集のメッセージに強く惹かれました。以下、採用ページからの引用です。

もしも,世界にソニーがなかったら.
「そんな世界はきっとつまらない」.

そういってもらえるような製品を,私たちはずっと目指してきた.
ソニー製品を初めて買った少年の心をワクワクさせるために.
スペックを超えたところにある,経験したことのない驚きを届けるために.

すべてのソニー製品やサービスは
人の心を揺さぶり,震わし,動かしたいというエンジニアの想いが詰まっている.
映画,音楽,ゲームをつくってきたソニーだからこそ
エンジニアとアーティストが共鳴し,新しい感動を創造していける.

これからも,ソニーがソニーであるために.
私たちは問い続ける.
それは,心を動かしているか.どうか.

(引用元:http://www.ipsj.or.jp/magazine/shushoku/13shushoku/sony.html)

もし自分の会社がこの世の中に存在しなかったら、世の中はきっとつまらない。自分の勤めている会社に対して、本心でそう自信を持って言える会社員は、一体どれほどいるのでしょうか?これはとても素晴らしい言葉であると思います。

では、そんなソニー株式会社の強みや事業内容についてまとめます。

会社概要

まずは、ソニー株式会社の歴史や沿革、会社概要などについて、簡単にご紹介します。

ソニーの始まりは、戦後間もない昭和21年です。昭和21年に井深大と盛田昭夫が共同で創立しました。当初は東京通信工業株式会社として真空管電圧計やテープレコーダーなどの製造を行っていました。

その後、社名をソニー株式会社に変更し、トランジスタラジオやテレビなどの製造で急速な発展を遂げ、1980年代には日本を代表する製造メーカーへと成長しました。ベータ方式のビデオやコンパクトディスクの開発の中心となったことでも有名であり、ウォークマンやハンディカムやプレイステーションなどの様々な個性的な製品の開発により、多くのファンからの高い支持を集めているのです。

事業内容・強み

ソニーには映像・音響メーカーとしてのイメージが強いのですが、現在のソニーは様々な事業を行う複合コングロコングロマリッド企業となっています。その事業内容・活動内容は多岐にわたり、近年では銀行事業・保険事業・不動産事業などが収益の柱となっているようです。

その他には放送出版事業やアニメーション制作事業や芸能マネージメント事業・介護事業や教育事業などにも積極的に取り組んでいます。ソニーの強みは創立からの高い技術力であり、特にスマートフォンのカメラに使われるイメージセンサーの分野においては現在も、技術力ナンバーワンとして業界をリードしています。

口コミ・評判を検証(採用系)

実際にソニー株式会社で働く社員たちの声をいくつか紹介します。

世界のソニーの社員だというプライドを持って働くことができます。社員は技術の開発や特許の取得に熱心であり、高い意識を持って働いているという印象を受けました。常に勉強を続けることができて楽しいです。仕事が忙しい時期が続くこともありますが、私の場合には仕事中心のワークタイムバランスを考えているので、バランスがとれた職場だと感じています。

企業の知名度が高いため、営業の仕事がしやすいです。残業は少なく、定時で帰れることが多くなっています。チームワークで仕事をするという意識が高く、職場の人間関係も良好です。教育訓練制度が充実しているのは、やはり大手企業ならではだと思います。エンジニアなどではない総合職を希望する人でも、安心して仕事に取り組むことができるはずです。

インターネット上の口コミや評判などをチェックしてみると、ソニー株式会社の職場環境については好意的な意見が多いようです。驚いたことに、今までいくつもの会社の評判を調査した結果、どこの会社も「営業職は残業が多い」という意見が多かったのですが、ソニー株式会社の営業職は残業が少ないそうです。

企業の知名度が高く仕事がしやすいことや、企業の一員としてプライドを持って働けることは、ソニー株式会社の大きなメリットだといえるでしょう。職場環境の充実やワークタイムバランスが良好であることも、安心して仕事に取り組むための重要なポイントになります。大手企業ならではの特徴に、魅力を感じている人が多いようです。

周囲の人たちは皆優秀なエンジニアばかりなので、日々の仕事に取り組むことでとても勉強になります。ただしそれだけではなく、やはり自ら学ぶことが必要になります。自分自身のスキルを向上させたいと考えるエンジニアの人には最適な職場だと思いますが、仕事よりもプライベートを優先したいと考える人にとっては厳しい職場かもしれません。

私は女性ですが、ソニーでは男性も女性も同様に扱われるので、女性であっても本人の努力次第では出世が可能だと思います。福利厚生や出産・育児・介護などをサポートする制度も充実していますので、女性が働きやすい職場だといえるでしょう。ただし女性だからといって甘えは通用しませんし、仕事に対してはそれなりの成果を求められることになります。

ワークライフバランスの良い職場だという口コミが多いのですが、一方で仕事への真剣な取り組みが必要だという意見も数多く見つかります。優秀な先輩や同僚から、仕事に関する刺激を受ける人が多いようです。

女性であっても男性と対等な立場で働くことができますが、仕事に対してはそれなりの成果や実績が求められます。就職や転職を考える際には仕事とプライベートのどちらが重要なのか、じっくりと慎重に検討するようにしましょう。

口コミ・評判を検証(商品・サービス系)

次に、消費者の口コミをいくつか紹介します。

ソニーの新型AIBOを購入しました。旧型はいかにもロボット犬という印象だったのですが、今回の新型はとても可愛らしいデザインです。旧型は本体にプログラムが組み込まれた独立型だったのですが、新型はクラウドサーバー上にプログラムがあって、wi-fiやスマートフォンとのLET通信で動くところが新しいと思いました。AIBOの今後の成長が楽しみです。

新型AIBOの画像を初めて見た時には「あまり可愛くないな」と思ったのですが、実際に購入してみたらとっても可愛いかったです。特に有機ELディスプレイによる瞳の動きが印象的で、購入して良かったと満足しています。ただし価格はちょっと高いと思います。本体購入価格に加えて、月々2980円×36回の維持費(aiboベーシックプラン)の支払いが必要です。今後はさらに様々なアップデートや有料オプションが追加されるという噂ですが、費用の面で不安を感じています。

ソニーが12年ぶりに発売した新型AIBOは、旧型のユーザーからも好評を得ているようです。初回分の予約販売では30分で完売、2回目の分も完売と、ソニーの好調をアピールする新製品となっています。

一方で近年のソニーに対しては、否定的な意見や口コミなども多いようです。

日本のユーザーは、ソニーを過大評価しているのではないか。それはソニーに対する愛情ではなく、甘やかしだとおもう。かつてのソニーは先進的で魅力的な様々な製品を発売していたが、その後ユーザーが甘やかしたことでその地位にあぐらをかいて、国際競争に敗れたのだと思う。ソニーは真摯な態度で先進的な製品づくりに取り組み、本当の意味での復活を目指してほしい。

アップル社のiPhoneやiPadなどを見ると、こういう製品こそソニーが作るべきなのになと思います。ソニーはブランド力に頼りすぎて、新しいことに挑戦する気持ちを失ってしまったのではないでしょうか。今後は初心に戻って、斬新で魅力的な新製品を開発してほしいです。

かつてソニー製品のファンだった人ほど、現在のソニーに対する評価は厳しいものになっています。ソニーは現在においても日本を代表する技術力の高い企業であり、ソニーの復活は日本の製造業全体の復活につながると考える人が多いのかもしれません。長期的な構造不況による停滞が続く日本の製造業ですが、ソニーをはじめとするモノ作り企業への期待が高まりつつあるようです。

まとめ

ソニー株式会社で働く人は、その知名度の高さやブランド力にメリットを感じることが多いようです。技術のソニーというブランドイメージは現在においても健在であり、仕事のしやすさにも大きく貢献しています。

さらに大企業ならではの充実した待遇や福利厚生なども魅力であり、安定した職場を希望する人にもおすすめの企業だといえるでしょう。一方では成果主義で実績が求められる、厳しい職場だという意見などもあります。

仕事にやりがいを求める人にとっては最適な企業となりますが、就職や転職を考える際には仕事に対する覚悟が必要になるかもしれません。

ソニーが提供する商品やサービスについては、近年では「面白い商品」「ソニーらしい商品」の発売が続いたことにより、ソニーの復活を評価する意見や口コミが増えています。

ただし現在のソニーの営業利益の6割以上は金融部門が稼ぎ出したものであり、さらに残りの部分についても映画や音楽などのコンテンツ部門によるものが多く、製造業部門が稼ぎ出した利益は全体の1割強にすぎません。

携帯電話やパソコンやテレビなどの事業は赤字となっており、景気変動の影響が大きい製造業部門の業績回復はまだまだこれからだといえるようです。

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