パーキンソン病は脳に異常がみられることで、体の動きに障害が出てしまう病気です。
動作が遅くなったり小さくなったりするだけでなく、手足の震えや筋固縮、重心がぐらついて倒れるなどの症状が見られます。
そんなパーキンソン病になった方に専門的な医療・看護・リハビリでサポートするのが、サンウェルズが運営する「PDハウス」です。
今回は、そんなPDハウスを実際に利用した方からの口コミ・評判や、PDハウスの強み、選ばれている理由などをご紹介します。
自身や家族でPDハウスの入居を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
PDハウスを運営する「サンウェルズ」とは?
日本で初となるパーキンソン病専門の介護施設である「PDハウス」を運営しているのは、株式会社サンウェルズという企業です。
まずは、サンウェルズの概要をご紹介します。
社名:株式会社サンウェルズ
代表者名:代表取締役社長 苗代 亮達
設立:2006年9月26日
資本金:3,500万円(2022年3月末現在)
従業員数:2,435人(外・臨時雇用86名 2024年3月31日現在)
株式会社サンウェルズは、金沢と東京に本社を構える企業です。
「自らが輝き、人を元気にする」を経営理念に掲げ、福祉を通じて地域の未来に貢献することを目指しています。
事業はPDハウスの運営に限らず、医療特化型住宅やグループホーム、デイサービスの運営などにも携わり、これまでにない新たな介護サービスを生み出しています。
また、居宅介護支援や福祉用具事業、加圧トレーニング事業など、介護やウェルネス分野に特化した事業を展開しているのが特徴です。
パーキンソン病専門ホーム「PDハウス」の評判
PDハウスは2024年6月時点で35の施設があり、8月以降も続々とオープンが決定しています。
そんなPDハウスに対して、利用者からはどのような口コミ・評判が上がっているのでしょうか?
ここではPDハウスの評判についてご紹介します。
まだ開設して間もないため、入居者の方が少なく、落ち着いた雰囲気で、生活しやすそうでした。
直前で予約時間の変更をおねがいしましたが、快く対応いただきました。また、案内や説明も優しい言葉で、雑談も交えて話していただけたので、安心感を感じました。
リハビリ頑張って充実している施設を希望していますが、希望に適っているように感じました。生活のなかで、本人の動作などにも気をつけていただけるように思います。主治医の先生が変わってしまう可能性があるとのことがやや不安要素です。
周辺の環境はあまりわからなかったですが、施設の周りは落ち着いた感じらしく、施設も新しいため、生活しやすそうでした。もう少し部屋が広ければ、さらに良いかと思います。食事などは見学時お話だけでしたので、詳しくはわかりませんでした。
施設やサービスの充実している割に、リーズナブルな費用だと感じました。想定していた金額ぐらいでしたので、今後入居を検討したいと思います。
引用元:https://www.minnanokaigo.com/facility/000-6380043244/reputation/
開設したばかりのPDハウスを見学し、入居を検討する人の口コミです。
まだ入居してはいないものの、施設見学などを通してPDハウスが安心して過ごせる空間であることに気付いたようです。
また、PDハウスのように特定の病気に特化した介護施設はほとんどありません。
見つけられても高額な費用がかかってくる可能性も考えられます。
しかし、PDハウスは充実した設備・サービスを提供しているにも関わらず、満足のいく料金設定になっているようです。
施設全体は明るく、清潔感があり、とても良かったです。部屋に御手洗いがあればよいのにと思いましたが、転倒などの怪我を防ぐために付いていないということをお聞きしました。
管理者の方の対応も良く、スタッフの方の挨拶も元気いっぱいの声で安心できると感じました。
医療とリハビリが充実しているので父には良いのではと感じました。
食事の内容(調理済み)を実際見たらよかったなと思っています。買い物ができる移動スーパーが来られるのは、とてもいい事だと思いました。
施設見学は初めての経験なので、他と比べてどのような所が異なるのかは正直わかりません。衣装箪笥や机、ソファーなども自分で揃えないといけないので少し大変だなと思いました。
引用元:https://www.minnanokaigo.com/facility/000-6380043244/reputation/
こちらの口コミからは、施設の構造自体がパーキンソン病に悩む方をサポートでき、なおかつ快適に過ごせるような空間づくりが行われていることがわかります。
管理者やスタッフの方の対応でも良い印象を受けたようです。
PDハウスの強み
PDハウスの強みとしては、やはりパーキンソン病に特化した支援を受けられる点が挙げられます。
医療面で言えば、神経内科病院と連携して専門の医師に訪問診療をしてもらうことで、専門的な治療を受けながら生活を送れます。
施設に在籍するスタッフの医療スキルを向上させるために、大学病院と連携して勉強会なども開催しています。
また、PDハウスでは専門医監修のリハビリプログラムを用意しており、入居後のアセスメントによって一人ひとりに合ったリハビリを提供していきます。
施設には理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などリハビリの専門家たちも在籍しているので、安心してリハビリを受けられます。
さらに、看護師が24時間365日体制で服薬管理をサポートしており、薬剤コントロールがしやすい点も強みと言えるでしょう。
施設の内装もパーキンソン病の方に配慮して、壁には視覚情報に適した色を用いたり、床面に市松模様を作って歩きやすくしたりするなど、一人でも行動しやすい環境づくりを行っています。
これらは、パーキンソン病の方に向けた医療・介護サービスを提供するPDハウスだからこその強みです。
PDハウスが選ばれている理由
PDハウスが選ばれている理由として、他の介護施設とは異なりパーキンソン病に特化している点が理由と言えますが、それ以外にも選ばれている理由があります。
まず挙げられるのが、設備の充実度です。
例えば、リハビリルームには専門のリハビリ器具がたくさん揃っており、本格的なリハビリを受けられます。
また、スタッフの方もパーキンソン病についてきちんと勉強した上で、入居者一人ひとりと向き合いながらサポートしているため、入居希望者にやさしさや熱意などが伝わり入居に至っているようです。
他にも、PDハウスではサークル活動を行っており、他の入居者とコミュニケーションを取りながら楽しい時間を過ごせるのも選ばれている理由の1つです。
サークル活動は施設によって異なりますが、テーブルゲームやモルック、カラオケなどがあります。
誰とも話さなかったり、体も動かさなかったりすると心身の機能が低下するプレフレイルの状態に陥ってしまう場合もあります。
しかし、サークル活動に参加することで楽しさだけでなく、健康面にも良い効果をもたらしてくれるでしょう。
まとめ
今回は、株式会社サンウェルズが運営するPDハウスの評判や強みについてご紹介してきました。
PDハウスはパーキンソン病の方に特化した施設であり、実際に入居した方や見学に訪れた方からの良い評判が集まっています。
パーキンソン病は難病で、1人で自宅生活を送るのは困難です。
PDハウスは、パーキンソン病と向き合う患者に対して専門的な医療・介護・リハビリをサポートし、入居者のQOL改善を目指す施設です。
今後も全国各地に施設が建設されていく予定なので、全国でパーキンソン病に悩む方々の助けにもなるでしょう。
専門的な医療と介護、リハビリなどを受けつつ楽しく快適な生活を送りたい方は、ぜひPDハウスへの入居を検討してみてください。