日本をイノベーション創出国へ‎!アクセンチュアの挑戦!
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こんにちは!

今回は、アイルランドに登記上の本拠を置く総合コンサルティング会社「アクセンチュア」についてとりあげていきましょう!

会社概要

アクセンチュア株式会社は、様々な分野のコンサルティングを提供することを主な業とする企業です。設立は1989年です。約30年の歴史を持つ、比較的新しい会社です。

1989年にアメリカの監査法人のアーサーアンダーセンが分社して、コンサルティング業務を主な業とするアンダーセンコンサルティングを設立したことが設立の始まりとされています。本社設立以降は、活動内容を徐々に広げていきました。活動範囲はアメリカ国内にとどまらず、グローバルな展開を見せました。

日本の法人は1995年に株式会社化されています。2001年に現在の社名であるアクセンチュアに改称しました。近年の活動領域は多岐に亘っており、戦略・IT・業務などあらゆるコンサルティングを行い、システムの設計や開発、運用までも手掛けるようになっています。

事業内容・強みは?

アクセンチュアの最大の強みは、「『世界最大規模のコンサルティング企業』として、世界中の人が認識している点」だと私は思います。アクセンチュアの従業員は世界で40万人以上いるとされています。40万人と言われてもピンと来ない方もいると思いますので、日本の都市人口に置き換えて考えてみましょう。日本の都市のうち、人口40万人前後の都市は以下です。

日本都市人口が約40万人の都市
  • 長崎市
  • 柏市
  • 高松市
  • 富山市
  • 岐阜市
  • 枚方市
  • 横須賀市
  • 宮崎市
  • 豊中市
  • 岡崎市
  • 一宮市

こうして見ると、40万人という会社規模がいかに巨大組織であるかがわかりますね。規模のメリットを生かして大型案件を多数受注できる仕組みが出来ているのは、アクセンチュアの大きな強みだと考えられます。

優秀な人が集い、将来を見据えた事業計画やより高度なIT技術の導入による効率化などのコンサルティングを行い実現してきた実績と信用も強みです。コンサルティング業務にとどまらず、システムの構築にまで携わって実績を上げる企業としても知られるようになっています。

採用に関する評判を徹底検証

アクセンチュアで働く人の口コミ・評判は、総じてかなり良好です。特に「給料面や意識の高い人が多い」こと、「早く成長できる環境であること」に対する良い評価が目立ちます。反面、「あまりに仕事偏重で長く働くことが出来る環境ではない」と指摘する声も多く見受けられます。

アクセンチュアの組織文化や企業体制は、年功序列ではなく実力主義のようです。「考えたことは口に出して率直に言うこと」、「自主性や自律性が強いこと」、「スピード感を求められること」などの声が目立ちます。

自主性を重んじる社風で筋が通っていれば上司に対して意見が言える環境です。

自分のことが好きな人が多く、自分に自信のある人が多いです。自ら食らいついていく意思がない人には、厳しい会社だと考えられます。

社内の雰囲気は非常に活発であり、仕事にやりがいをもって取り組んでいる社員が多いです。

実力主義なので実力がない人は稼ぐことなく無為な時間を過ごすことになります。

とにかく上下関係を問わずにいいたいことをそのまま話せる環境です。

速いスピードで成長できる環境が整っています。

など、実力がある人やスピード感をもって仕事に取り組める人には良い環境であるという口コミが多く存在します。社風に合う合わないはあるかもしれませんが、実力主義なので能力の高い人は高く評価してもらえます。自分のスキルに自信のある人にはおすすめの会社です。

また、アクセンチュアは給料面がかなりの高給で、給与に満足している人が多いようです。

中途入社1年目27歳で年収900万円です。マネージャーになれば1000万円を超えます。

中途入社とはいえ、初年度で年収900万円はすごいですね。新卒入社の1年目も業界水準より高い給与をもらっているようです。特にコンサルティング業務に携わっている方の年収が高いようです。

しかし、一方で

給料が高い反面で残業が非常に多くもあります。

と残業時間は多いが給料は良いとする意見が目立ちます。

仕事内容としても、任される領域からしてもいいとは思えません。

コンサルティング業務とそれ以外の職種に分かれており、コンサルティング業務の給料は高いが、それ以外の職種ではそれほどでもありません。

他にも、上記のように、仕事量と給料が釣り合っていないと感じているという不満や、職種によって給与額が異なっており、中には給与に満足していないという意見もあります。

アクセンチュアの仕事とプライベートの兼ね合いに関する口コミは、仕事重視であるとする意見が多く見受けられます。

仕事とプライベートのバランスはとれていない人がほとんどです。

残業は非常に多く、特に出来る社員程その傾向が顕著です。

と仕事の忙しさを訴える意見が多くあります。しかし、一方で、

全社的に生産性改善に向けた取り組みをするようになっており、調整しやすくなっています。

と、近年ではワークライフバランスへの取り組みを強化していて、働きやすくなりつつあるとこを指摘する意見も見受けられます。

 

サービスに関する評判を徹底検証

アクセンチュアのサービスなどを利用した人の口コミは、概ねかなり納得し、満足していると答える人が多く見受けられます。しかし、中には納得していないとする意見もない訳ではありません。

アクセンチュアの社員の方が書いている『世界ナンバーワンコンサルティング・ファームが教える成長のルール』という本があります。

この本に対する口コミは、多くが「納得している」と評価していますが、中には「納得していない」と考えていると思われる意見もあります。

全体の構成や段落ごとに一つのことを書くパラグラフライティングが出来ていて読みやすいと感じました。読み進めていくと誰もが皆経験のあるトピックが多いのですが、思っていることを言葉にして論理的に組み合わせてゴールへとつなげていく構成は、大変説得力があります。多くの人はわかってはいるが出来ていないことが多く、耳の痛いトピックもあると考えられます。耳の痛いところに覚えがあれば、そこを補うようにすることで読者に自信と勇気を与えてくれそうな書物です。

ビジネスや仕事をする上で必要なことが全部記載されています。思っていたことが論理的に述べられており、自分にとってはバイブルのような存在です。

と高く評価する声がある反面で、

どこかで聞いたことのあるような話ばかりで斬新さは感じませんでした。オリジナリティは高くないと思われます。

思い付きやよく言われていることをまとめただけの内容です。人材成長に良く言われているような断片を集めただけでユニークさはありません。

とかなり手厳しい意見もない訳ではありません。読者にはかなりの実力者からビジネス初心者まで幅広く存在し、中には熟練者もいるので、熟練者には得るものが少ないと感じられてしまうことから低い評価もあると考えられます。

アクセンチュアで実践されている技法について書かれた『外資系コンサルのリサーチ技法』も高い評価がある反面で、低い評価もされています。

初心者である人にも効率的で効果的なリサーチ技法が分かるように記述されていて良いです。リサーチのプロであるコンサルタントが書いているだけある内容だと思いました。

と好意的な評価がされている一方で、

表層的なリサーチ技法の紹介本で基本的なことしか書かれていません。もっと高度な内容を期待していました。

リサーチの表面をなぞることに終始した内容です。

と基本的なことしか述べられていないことに不満を持つ意見も存在します。

 

まとめ

アクセンチュアで働く人の評判は、総じて、「実力主義であること」、「自由な雰囲気が漂っていてストレートでありながら論理的に通った意見を求められること」、「給料がとても高いこと」、近年は「長時間労働を抑制してワークライフバランスへの取り組みを強化しつつあること」などの意見が多く見受けられます。

コンサルティング業界全体に言えることですが、給料は高くてやりがいもあるが、激務だと思われます。タフな人でも長年働き続けることが難しいという点は、アクセンチュアでも同様の傾向があるようです。

しかし、近年では働き方改革が進められており、調整がしやすくなったとの声も目立つようになっています。これから働く人はこれまで働いてきた方たちよりは余裕をもって働けるようになりつつあると考えられます。

アクセンチュアのサービスは多岐に亘っていますが、どの分野でも利用した多くの方たちは概ね納得し満足していると考えられる意見が目立ちます。

特に論理的に筋が通っていて、効果的で効率的であることに納得していると考えられる意見が多く見受けられ、アクセンチュアの書籍にも同じような意見が寄せられています。

ただ、中にはアドバイスされたことがクライアントにとって当然だと受け取られた場合は満足度が若干低くなり、評価もやや低くなると考えられます。

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