日大内部組織「日本大学事業部」に切り込む!事業内容を徹底解剖!
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株式会社日本大学事業部(通称・日大事業部)は、日本大学の内部組織です。

日大事業部がどのような事業を行っているのかいまいち分からないという人も多いでしょう。 そこで今回は、日大と日大事業部の関係性や事業内容、売上、アメフトとの繋がりなどに焦点を当てながら、株式会社日本大学事業部についてご紹介します。

株式会社日本大学事業部について興味がある人は、ぜひ目を通してみてください。

日大と日大事業部の関係性

日大と日大事業部がどのような関係にあるのか見ていきましょう。 まずは経営方針は以下になります。

  • 事業活動を通じ、学校法人日本大学の教育と研究の拡充・発展に寄与します。
  • 大学が保有する資産(教育・研究・知財・施設・人材)を有効活用し、新規事業の展開に努めます。
  • 学生のニーズに基づく各種サービスを通じ、充実したキャンパスライフを支援します。
  • 大学の事業会社として、地域社会及び校友とのさらなる連携と調和の構築に努めます。

 

日大事業部の経営理念から分かること

  1. 日大という教育機関のさらなる発展のためのビジネス展開
  2. 在学生の学校生活における全般的な支援
  3. 在学生、教員、卒業生との連携構築による地域貢献

株式会社日本大学事業部は、「母校と日大人の強い“絆”による“夢の共有”を実現へ」という経営理念に基づいた事業を行っています。

それを実現するために日大事業部では、日大人同士を強い“絆”で結び付け、安心や安全、喜びを感じられる未来を作るためのビジネスを作り出すための支援を行っています。

事業内容と売上構成

株式会社日本大学事業部は、幅広い事業を展開しています。 続いては、日大事業部が行っている事業と売上構成についてみていきましょう。

事業内容

メインとなるのは7つの事業です。

保険代理店事業
教育・研究支援事業
学生生活支援事業
キャンパス環境管理事業
人財サービス事業
不動産関連事業
イベントプロデュース事業

  それぞれの事業の詳細を説明していきましょう。

保険代理店事業学生と教員に安心と安全を提供するための保険の取り扱い 例)海外旅行保険、海外留学保険、国内旅行保険、レジャー保険、自動車保険
教育・研究支援事業備品の販売やリース、印刷、出版、オリジナル教材の制作、デジタルメディアの制作・管理、産官学連携支援コーディネート
学生支援生活事業自動販売機の設置・管理、ゼミやサークル合宿の案内、運転免許の取得、貸衣装業務、大学オリジナルグッズの企画・販売
キャンパス環境管理事業保安警備業務や清掃業務、緑地管理、施設設備メンテナンス、食堂や購買の運営、ケータリング、キャンパスの受付
人財サービス事業有料の職業紹介や保育所・託児所の運営、広報、コンサルティング
不動産関連事業下宿やアパートの斡旋、学生寮の運営管理、駐車場の運営管理など不動産に関する事業
イベントプロデュース事業学生や教員向けの研修委託、学会の管理運営、OB会の管理運営

  学生生活支援事業の中の一環として、日本大学の学生を対象とした学生寮があります。

こちらの学生寮に入寮をすると、嬉しい日大生限定の入寮特典として

・初期費用の入寮費が半額となる特別料金の適用

・「学生会館生活カタログ」で使えるカタログ商品券30,000円分を贈呈

をはじめとして、管理栄養士監修のバランスの良いレシピの毎日朝・夕の2食の食事提供や、家具備え付けのプライベート個室が用意されているなど、親元を離れてはじめての一人暮らしをスタートするのにはうってつけの住まいとなっています。

保険代理店事業では、スマホからも申し込みのできるインターネット完結型保険を充実したラインナップで用意しています。スマートフォンの修理代を補償する格安SIM専用のスマホ保険をはじめ、損害保険ジャパン株式会社、AIG損害保険株式会社などが提供する海外旅行・海外留学保険、三井住友海上火災保険株式会社が提供する自動車保険など、ライフスタイルに応じた保険を取り扱っています。

一見、かなり幅広い事業を展開しているように見えますが、学生や教員をサポートするという観点から見てみると、一貫した考えが根底にあると言えるでしょう。

学生や教員がより充実した環境の中で研究を進められるようにサポートする会社が内部にある大学はそこまで多くありません。 そのため、このような取り組みはとても斬新で先進的な取り組みだと考えられます。

株式会社日本大学事業部の売上

第10期決算公告によると、この通りになっています。

  • 純利益:9,659万4,000円
  • 利益余剰金:3億2,885万6,000円
  • 総資産:15億5,778万1,000円

このことから大きな利益を得ている会社だということが分かるでしょう。

アメフトとの繋がりはあるのか

日大の内部組織である日大事業部は、日本大学の部活と繋がりを持っています。

では、どのような繋がりがあるのか見ていきましょう。 日本大学のアメフト部は競合として知られていますが、アメフト部のOBやコーチを務めていた人物が日本大学事業部に勤めているケースが非常に多くなっています。

そのことから、アメフト部へのサポートも手厚く行っているのではないかと考えられるでしょう。 しかし現在は、様々な事情を考慮し、OBとの繋がりはかなり減っているようです。 それでも部活に対する支援は行うはずなので、まったく繋がりがなくなってしまうことはないと考えられます。

井ノ口忠男氏とのつながり

株式会社日本大学事業部の設立は、井ノ口忠男氏をはじめとした日大OBによって設立されました。井ノ口忠男氏は、日本大学アメフト部で活躍した選手であり、数々の成績を残すだけでなく、受賞経験もある選手でした。

そのため、株式会社日本大学事業部とアメフトなども関連させれば井ノ口忠男氏とは切ってもきれない関係であるということです。また、息子である井ノ口悠剛氏も株式会社日本大学事業の運営に関わっているため、親子揃って関係があるようです。

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今後の展望

日大の内部組織である日本大学事業部は、「母校と日大人の強い“絆”による“夢の共有”を実現へ」という経営理念を実現させるための事業を展開しています。

幅広い事業を行っていて、学生や教員を支援するための充実したものとなっています。 日大事業部が行っている事業は、日本大学と共に成長していくものだと考えることもできるでしょう。

そのため、今後もさらなる発展をしていく可能性がとても高いと言えます。将来性もある株式会社日本大学の動向は今後も要注目です。

 

総括

株式会社日本大学事業部は、設立されて以来多くの教員や学生をサポートしてきました。

「母校と日大人の強い“絆”による“夢の共有”を実現へ」という経営理念や経営方針に基づいて行われている数々の取り組みは、学生や教員をバックアップする目的があり、とても充実しています。

日大に密着した事業を行っているのは、株式会社日本大学事業部が日本大学の16番目の部活という位置づけになっているからでしょう。 そんな日大事業部が行っている事業を見てみると、学生生活を充実させるだけではなく、プライベートにも役立つ保険代理店事業などもあることから、トータルサポートを行っている会社だということも分かるでしょう。

今後は、日本大学のさらなる成長と共に株式会社日本大学事業部も成長していくのではないかと考えられます。

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