ソニー・ミュージックエンタテインメントの過去と未来を繋ぐ音楽
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こんにちは!本日は株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントについて取り上げたいと思います。ソニー・ミュージックエンタテインメントは、ソニーミュージックグループのグループ会社のひとつです。総合エンタテインメントカンパニーとして、音楽、アニメ、キャラクター、ゲーム、アーティストマネジメント、ライブなど多角的に事業展開を行っています。ソニーミュージックと言われて聞き覚えのない人はいないと思います。そんな有名音楽会社の事業について詳しく調べてみました。

 

歴史・沿革について

株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントは、創業が1968年、設立が2003年のソニーグループの音楽事業を統括する企業です。歴史・沿革は、1968年にレコードを販売・管理する「CBS・ソニーレコード株式会社」を設立したことが嚆矢となっています。1991年に現在の社名に変更し、2003年にソニーグループ音楽事業会社を統廃合する形で現在の法人となりました。活動内容は音楽関連の情勢に合わせてレコードからCD、さらに音楽配信サービスを行ったり、ライブハウスを設立して運営するなど多岐に亘っています。2017年には廃止していたアナログレコードの再生産を始めると発表しました。CDが売れない時代と呼ばれ、音楽はどんどんデジタル化していきますが、昔のアナログならではの良さもたしかにあります。アナログレコードの再生産はそんなアナログ時代の良さを思い出させてくれる良い試みだと思います。ソニー・ミュージックエンタテインメントは、進化し続ける音楽の良さと、昔懐かしい音楽の良さの両面を大事にしている会社です。

 

事業について

ソニーミュージックの事業内容の強みは、何と言ってもこれまで蓄えてきた音楽関係コンテンツの多彩さと豊富さがあげられます。しかも、ソニーミュージックは多彩なコンテンツに満足することなく、柔軟な政策を取り入れています。近年のインターネットサイト、スマートフォンの普及によるCDなどの売り上げの落ち込みに対応してPCやスマートフォンへの配信を強化するなど柔軟な販路を開拓し続けている様子が見て取れます。デジタル化で音楽業界は細分化していると言われていますが、このような状況も小規模なライブコンサートを増やすなどして柔軟な姿勢を保っているように思われます。

 

働く環境について

ソニーミュージックで働く人の口コミや評判は、総じて平均よりもやや高めだと思われます。良くも悪くも自由でありながらも年功序列的側面も比較的強い社風であることや、仕事重視になりやすい点をあげる意見が多く見受けられます。ソニーミュージックの組織体制や企業文化は、自由な雰囲気があり、意見を主張しやすいことをあげる口コミが多くあります。例えば以下のような口コミです。

“エンタテインメント業界のため、大企業の割には自由度が高めです。”

“自由で悪く言えば放任主義的側面があります。服装も自由で出社時間も調整することが可能です。”

“上下関係が緩やかで自由な風土があります。”

“本質的には日本的な縦社会ですが、一般的な日本企業に比べると自由な雰囲気です。”

“ボトムアップで意見を述べることが出来ます。むしろ意見は歓迎され、上層部ですぐに共有されます。”

ととても自由な雰囲気があるとする意見が多く見受けられます。しかし、一方で、

“日本らしい年功序列が依然として存在します。”

“非正規雇用と正規雇用の差を身をもって感じます。”

と年功序列や正規と非正規の差を強く感じるとするやや否定的な意見も見られます。

給料や福利厚生など待遇面では、概ねやや良いと感じていると思われる意見が多いように思われます。

“それなりに貰えていると感じています。実力があれば活躍して賞与がもらえます。”

“給与は比較的良い方だと思われます。成果報酬的な側面もあり活躍出来ないとあまり貰えません。”

“福利厚生は大変良好でオフィスも非常に美しく良い環境です。”

と成果報酬制を取り入れつつ福利厚生も悪くないとする意見が目立ちます。しかし一方で、

“上下関係を意識せずに働け、仕事も面白いので残業していても苦になりません。”

と勤務時間が長い割にはあまり給料は良くないのではないかと感じている方もいるようです。

ソニーミュージックの仕事とプライベートのバランスは調整はしやすいものの、仕事偏重になりがちである点をあげられる意見が目立ちます。

“部署によって異なるが土日祝日も勤務する部署が多く、調整はしにくいと考えられます。”

“バランスは調整しやすいと思いますが、プライベートを充実させるのは難しいです。”

“仕事とプライベートを切り離すのは困難です。休日出勤が多く、休日も仕事のことばかり考えています。”

“プライベートはなく、仕事ばかりです。ただ、仕事が遊びみたいなところがあるので、それが嫌ならこの仕事はしない方が良いです。”

と調整はしやすいが、プライベート時間の確保はやや難しいとする意見があります。

 

サービスについて

ソニーミュージックが取り扱っている商品やサービスは実に多く、商品・サービスによって口コミや評判も様々です。細分化された音楽業界に柔軟に対応しているため、コンテンツも多く、聞く人の多くに支持されるようなコンテンツもありますが、一部の限られた人に支持されるコンテンツも持ち合わせています。大衆作品もそうでない作品も評価の高い口コミ・評判を多く見かけますが全体では高い評価でも中には酷評する評価をする方もいらっしゃり、全員を満足させることの困難さを感じさせます。

例えば、ソニーミュージックから発売されてる大瀧詠一さんの作品のヒット曲を寄せ集めた「Best Always」は多くの人に受け入れられているようです。大瀧さんの作品はCDのほか、アナログレコードも発売されています。

“大瀧さんの知らない楽曲まで楽しめてお勧めです。勿論メジャー曲も全曲収録されていて完璧となっています。

“内容も気に入っている曲が入っていて車で聞きます。”

”代表曲ばかりを集めた集大成のようなアルバムです。アルバムの世界とは違うオムニバスの形式ですが、これはこれで大瀧詠一さんの世界が味わえます。”

と、ソニーミュージックへの評価というより大瀧詠一さんの評価ですが、高評価が続きます。しかし、一方で、少数ですが否定的な意見もありました。例えば、以下のような口コミです。

“果たしてこのような作品が出ることを大瀧詠一さんは望んでいたのか疑問です。大瀧詠一さんが亡くなった後の作品集であり、大瀧詠一さんが自ら望んで制作したアルバムではないことに注意が必要だと考えられます。“

“ジャケットがあまり良くなく、名作をこのような形で出すことは評価出来ません。”

と、亡くなったあとの作品であることを気にする意見がいくつかあります。

ソニーミュージックからはもう一つ大きなグループであるピンクフロイドの作品も販売しています。こちらもソニーミュージックに対する評価というよりピンクフロイドの作品に対する口コミ的側面が強いと考えられます。

例えば、ピンクフロイドの作品「狂気」はソニーミュージックから出ています。この作品の口コミをみてみましょう。

“リリースから40年以上の歳月を経ているにもかかわらず、新たなリスナーを獲得するほどの名作です。”

“これは文句の言いようがないです。長年のロングセラーでも分かるように時代を超えたロックの音楽芸術そのものです。”

などと多くは名盤たる理由を語って高得点をつけています。しかし、一方で一部ですが、こんな否定的な口コミもあります。

“名盤と言われているこのアルバムを購入して確かめましたが、どこがよいのかよく分かりませんでした。”

などと、評判の良さにつられて購入したが良いところが分からないとする意見もあります。音楽や映画のような芸術作品には人それぞれ「好み」がありますから、万人に受け入れられるというのはやはり難しいところです。しかし、口コミを取り上げたこれらの作品が多くの人々に受け入れられて愛された作品であることは事実です。

 

まとめ

ソニーミュージックで働く人は、組織文化や企業体制の自由さ、上下関係があまりないことをあげる人が多く見受けられ、正規でも非正規でも自由に意見が言える雰囲気が強いように思われます。ただ、50年以上続いている企業であるだけあって日本企業的側面も少なからず存在し、給料はしばらくあまり上がらないといった意見や、非正規だと正社員より明確に良くないとする意見もあります。若くても大金を早くから手にしたい人や、決まったルールに従って仕事をすることが得意な人にはあまり向かいない職場であるとも考えられます。ソニーミュージック以外で働く場合にも当てはまることですが、非正規で働く場合は正規で働く人との待遇の違いをかなり覚悟しておく必要がある環境だと思われます。

ソニーミュージックから発売されている作品は、ミリオンセラーとなる大ヒット作品からマイナーコンテンツまで多種多様にそろえており、どの作品も一定の支持を集めています。しかし、絶対的に万人から支持を受ける作品をリリースすることは難しくソニーミュージックから発売されている評価の高い作品でも例外ではありません。200以上の評価がつけば数%の割合で低い評価も見られます。しかし、そもそも音楽などの芸術には人それぞれ好みがありますから、すべての人に受け入れられるというのは難しいです。ソニーミュージックの作品が多くの人々に愛されていることは間違いありませんし、これからも時代や国境を超える素晴らしいエンターテイメントを届けて欲しいと思います。

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