フォーバルテレコムは信頼できるの?IR情報を調べてみた

会社概要・沿革

株式会社フォーバルテレコムがどういった会社なのか、
沿革も含めてご紹介していきましょう。

■フォーバルテレコムの概要

株式会社フォーバルテレコムは、
現在東京都千代田区神田錦町に本社を持つ、
1995年設立された企業です。

資本金は2018年3月末現在で5億42百万円、
従業員数は連結で291名となっています。

代表取締役社長は谷井剛氏が務めています。
谷井剛氏は1989年に株式会社コーポレイトディレクションに入社しており、
その7年後となる1996年には
フォーバル・インターナショナル・テレコミュニケーションズ株式会社
(現・フォーバルテレコム)に入社することとなりました。

コンシューマー事業部のジェネラルマネージャーを経て
取締役管理本部長に就任、常務取締役から2007年には代表取締役社長を務めています。

フォーバルテレコムの事業内容は、
下記項目で詳しくご紹介しますが、
主に通信サービスの提供やセキュリティ認証取得コンサルティング業を行っています。

また、その他にも
現在はペーパーレスソリューションやハードソリューション、
エネルギーソリューション事業も展開しており、
BtoB・BtoC向け商品など幅広く取り扱っているのです。

元々フォーバルテレコムは
1980年設立の企業経営支援などを行うコンサルタント企業、
株式会社フォーバルが親会社となっています。

その他の連結子会社としては、
印刷業務全般を行う株式会社トライ・エックス
情報通信コンサルタントを担う株式会社FISソリューションズ
生命保険などを最適化させるコンサルティングサービスの保険ステーション
DTP制作やWEBデザインなど幅広く業務展開しているタクトシステム株式会社などがあります。

また、持分法適用会社として、
スマートフォンの専用アプリやハードウェアの開発を行っている
株式会社ホワイトビジネスイニシアティブもあります。

■フォーバルテレコムの沿革

続いてフォーバルテレコムの沿革を見てみましょう。

1995年4月
フォーバル・インターナショナル・テレコミュニケーションズ
(現・フォーバルテレコム)が資本金2億円で設立されました。

当時はまだパソコンがようやく家庭に普及され始めた時代であり、
インターネットも今のように様々な情報を知るために利用することはほとんどありませんでした。

そんな中、先駆け的な存在としてフォーバルテレコムが誕生したと言えます。

1998年には現在の株式会社フォーバルテレコムの社名へと代わり、
続々とインターネットサービスを開始させていったのです。

2000年代に入ると徐々にインターネットを利用する人や企業も増えてきました。

例えば「fitホスティングサービス」や「ブロードバンド・ガレージサービス」などの
インターネットサービスを展開し、多くの企業にインターネット支援を行ってきています。

2004年頃から様々な企業を買収し、子会社化していきました。
例えば株式会社トライ・エックスを買収したことによって
オンデマンド印刷業の強みを活かし、ペーパーレスソリューションを展開しています。

買収した子会社の強みを活かしつつ、
自身の事業展開に幅を持たせたと言っても過言ではないでしょう。
その後は2014年になると東京証券取引所市場第二部に市場を変更したり、
2015年には光コラボサービスの提供を始めたりしています。

トピック

直近のトピックとしては、
5月25日に株式会社フォーバルテレコムの決算説明会が実施されました。
注目すべき点としてはやはり業績に関することが挙げられますが、
それについては下記項目で詳しくご紹介しているので、
そちらを参考にしてみてください。

もう一つの注目点としては、コンサルティング事業の一つでもある保険サービスにおいて、
平成30年3月期に保険ショップの買収を行っていることです。

元々子会社であった
株式会社保険ステーションとは別の保険ショップの買収を行ったことにより、
攻める経営の方向性へとシフトしていったと言え、
企業の成長加速につながっているのではないかと考えられます。

もちろん、保険サービスのみならずフォーバルテレコムの事業が
全体的に増収・増益へとなっていることもポイントになっていると言えるでしょう。

サービス概要

ここまでフォーバルテレコムとはどのような企業であるか解説してきました。
ここからはフォーバルテレコムが展開しているサービス内容について解説していきます。

■光回線サービスから電力事業など幅広いサービスを展開

フォーバルテレコムは
品質の高いインターネット接続サービスを個人の方にも利用できるように、
サービス価格や内容を最適化したフレッツ光専用プロバイダサービスを導入しています。

法人向けでは、
FTフォン等のVoIPサービスや国際電話、
市内外電話サービスに関連する情報通信機器を販売しています。

また、IPやモバイルソリューション事業も主なサービスの中の一つです。
ブロードバンド接続サービスによって、今後ビッグデータの利用拡大を支えていくことを想定し、
情報通信サービスのニーズを貢献することを強みとしています。

■主なサービスの概要

<ペーパーレスソリューション>

  • おまか請求
  • ワンビリングサービス
  • e-bill eco
  • ぱっと転送

<ハードソリューション>

  • 2waySmart

<エネルギーソリューション>

  • ELENOVA

<セキュリティコンサルティング>

  • プライバシーマーク
  • 各種ISOのサポート
  • セミナー

<IP&モバイルソリューション>

  • Amavo
  • iSmartひかり
  • スマートひかり
  • i-Techmo
  • 2waySmart
  • iSmart WiMAX2+
  • fit Air-01S
  • テレビde通訳

このようにフォーバルテレコムは、情報通信に関連する商材を提供している企業です。
新しいサービスを享受しにくい企業に向けて、
品質価値を提供することができるという特徴があります。

ハードとソフトをパッケージングして顧客に提供するという点で、
フォーバルテレコムは強い企業と言えるでしょう。

販売ではなくソリューションをちゅししながら2つのサービスを同時提供し、
電話機メーカーやキャリアとのコネクションも強化されているので、
情報入手も迅速に対応できそうです。

顧客ニーズに対応すべく、
今後もインフラを活用しながら便利で新しいものを追及し続けていくことでしょう。

業績

フォーバルテレコムでは様々な情報通信サービスを開発・提供していますが、
業績はどのような推移が見られるのでしょうか。

株価の予想や利回りを見てみると出来高増加率の20銘柄に該当していることから、
増益しているのではないかと思いますが、ここでこれまでの業績を公開していきます。

■平成30年3月期の業績結果

フォーバルテレコムは平成30年に決算説明会を開催しました。
これまでの実績と比較しながら以下のような連結業績報告を発表しました。

【売上高】(金額単位:百万円)

平成28年3月期:13,842
平成29年3月期:15,049
平成30年3月期:15,683
(平成30年3月期予想:15,520)

【営業利益】

平成28年3月期:644
平成29年3月期:695
平成30年3月期:699
(平成30年3月期予想:720)

【経常利益】

平成28年3月期:672
平成29年3月期:700
平成30年3月期:720
(平成30年3月期予想:720)

【親会社株主・株価に帰属する純利益】

平成28年3月期:441
平成29年3月期:462
平成30年3月期:484
(平成30年3月期予想:475)

■業績結果からわかること

売上高については会社計画で予想していた比率よりも上回っています。
「iSmartひかり」の光回線サービスの拡大、
IP&モバイルソリューション事業の増加によって売上面が増加したことで、
さらにコンサルティング事業の業績も上昇しました。

iSmartひかりの契約獲得が順調に伸び前期比より増収・増収が見込めたようです。
法人においても光ファイバー契約の顧客数と請求件数が着実に伸び上がり、
個人でも同様に堅調に推移しています。

また、株価を左右する財政状態やキャッシュフローについては、
前期に比べ未払い金の増加額が増えたことなどで営業キャッシュフローのプラス幅が拡大しました。

一方、事業譲受によって支出が発生したことで株価投資のキャッシュフローがマイナスを示し、
フリーキャッシュフローもマイナスに転じた動きもあったようです。

長期借入金が増加したことに伴い、財務キャッシュフローはプラスになっています。

平成31年3月期の会社計画では売上高が前期比6.5%増の167億円、
経常利益7.9%の7億77百万円を予想しています。

ISPサービスを中心としたネット関連事業においては、
売上高に貢献するためにストック収益の拡大を図るという狙いがあります。
新電力事業のELENOVAの拡大やドキュメントソリューション事業、
コンサルティング事業も回復させる見込みです。

結論

どの企業も取引先企業に求めることは、
信頼できるかどうかという要素が必須です。

まずは業績をきちんと上げていくことが第一優先になりますが、
そのためには商品ラインナップや顧客数をいかに増やすことができるか
という一点に尽きるのではないでしょうか。

最近は、ブロードバンドやモバイルなどの環境が目まぐるしく変化してきていますが、
大企業はどもかく中小企業にとってはなかなか取り入れにくいサービス分野となっています。

そういった方に向けて光ファイバーやブロードバンド、
モバイルというテーマをより快適・効率良く提供していこうとしているのが
フォーバルテレコムの各種サービスです。

単純に電話機やルーターといったようなハードの面を提供するだけでなく、
それに付随するサービスも一緒に提供するという
今までにないサービスを築き上げることに成功しました。

フォーバルテレコムは少し便利でより簡単に使えるサービスを実現することで、
半歩先行く価値を生み出すことに挑みました。

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