今回は、株式会社ニッテイホールディングスが新卒入社に適した会社なのか、年収や社風を独自の視点から調査してみました。
主に新卒での入社を検討されている方を対象に情報をまとめていますので、参考にしてみてください。
(もちろん、転職で中途入社される方も参考になる情報盛りだくさんです。)
「営業会社」ということは既にご存知かと思いますが、おそらくこんなことを考えているのではないでしょうか。
「ブラック企業なのではないか?」
「ニッテイの営業は精神的に辛そうだけど大丈夫か?」
「パワハラみたいな体育会系の社風なのでは?」
私なりにこの疑問に回答できるように、
ニッテイホールディングスに入社するメリットデメリット、営業会社に入るメリットデメリット、それぞれを切り分けて解説してみます。
<メリット>
・新卒会社で営業力を鍛えられる、他社で通用する汎用的なスキル
・様々なことへチャレンジ、同世代との差をつけたい人向け
・不動産の知識が身につく(自身の投資にも活かせるかも)
・頑張れば高い年収や役職を若いうちから得られる
<デメリット>
・お世辞にもゆるい環境とは言えない。厳しい環境なので、その前提で入社する必要あり。
・電話営業が厳しい人は無理
・すぐに成果がでるものではないので、2~3年は下積みあり
ニッテイホールディングスの営業の方から電話を頂いたのがきっかけですが、調べてみると毎年、新卒採用を行っていて、2019年度は21~25人の採用予定だとか。
従業員数が全体で33名となっているので、結構な受け入れ人数ですよね。
私は就活で「株式会社ニッテイ」という会社を受けたような記憶があったので、もしかして繋がりがあるのかな?なんて思いながら調べてみると、やっぱり繋がりがありました。
株式会社ニッテイから株式会社ニッテイホールディングスへ社名変更したんですね。ホールディングスになったということですね。
お待たせしました。ここから、新卒の方向けに参考になるような内容を盛り込んでみましたので、仕事選び・会社選びの参考になれば幸いです。
Contents
ニッテイホールディングスの仕事内容を知る!
新卒で入社を検討している人にとって一番気になるのが、
自分にあった会社かどうか?
だと思います。視点は人それぞれだと思います。
ニッテイホールディングスを見ている方はおそらく、
営業志望で収入面でメリットがあるような企業を探している人か、
とにかく厳しい環境で自分自身のスキルやビジネス力を高めたい人だと思います。
一度は説明会に行ってみることをお勧めしますが、面接に進む前に仕事内容の確認をしてください。
仕事内容を細かくイメージ
まず新卒で入社してすることは「マンション経営について個人に営業電話(テレアポ)を行う」です。
これを強烈にイメージしてください。そうではないとすぐに挫折することになると思います。
これはニッテイホールディングスに限った話ではないのです。不動産系の業界、証券会社、銀行、人材系などなど。
いわゆる営業会社と呼ばれる会社って結構あります。そういった業種や会社を検討している場合は、まずは上記の仕事をイメージすることです。(私としては、新卒で新規営業を経験するのはお勧めなのですが、あとの項目で解説します)
就活で受けた人、社員の口コミ
ニッテイホールディングスを受けた人や社員の口コミを見ると下記のような情報がありました。
朝から夜までずっと電話。 電話先は、平日;会社にいる個人。休日;個人宅。
どんなに断られてもやり続ける忍耐力が絶対的に必要
みんしゅう、カイシャの評判からの引用です。気になる人はチェックしてみても良いでしょう。
まずは営業で個人に対して電話をかけてアポをとるという作業を毎日やるということになります。
簡単にアポはもらえませんから、断られることが圧倒的に多いなかでコツを覚えながら徐々に営業スキルを身につけていくという流れになると思います。
上司とのロープレや、業界知識の勉強など、最初は覚えることもたくさんあるので、1~3年ぐらいは大変だと思っておいてください。
ニッテイホールディングスの新規営業を経験するメリット
では「新卒でニッテイホールディングスで新規営業を経験するメリット」についてまとめてみたいと思います。
新卒で営業スキルを身につけるメリット
私は、仮に就活生から「ニッテイホールディングスに入社したいんですけど、どう思いますか?」と聞かれると、
「良いと思うよ。社会人人生の中で良い経験になるよ」と答えると思います。
その理由は、シンプルに私自身がゴリゴリの営業会社で5年間辞めずに働いた経験によって、どんな仕事でもやっていけるという自信と、それだけの営業スキルが身についたからです。
私が当時在籍していた会社は30名ぐらいの会社でした。古くはないですが、リテール営業でかなりゴリゴリ系の営業スタイルだったと思います。ニッテイホールディングスも33名と同規模。このぐらいの規模だと、社員との距離が近く、色々な経験ができます。
私の頃は、夜遅く仕事を終えて帰りに同期とマックによって仕事しながら会社の愚痴を行ったり、先輩と朝まで飲みに行ったりと、働く時間も精神的にもきつかったですが、それなりに充実感もありました。
また、営業以外にも会社の行事の企画やちょこっとした事務作業など、色々な仕事を経験させてもらえるものです。
最近の学生は汎用的なスキルを求めている傾向が強いという記事が出ていましたね。「どの会社でも役立つスキルがつく会社を優先する学生が7割」だそうです。リクルートキャリアが発表していました。
ニッテイホールディングスの新規営業はその最たる例だと思います。営業ってどの会社でも必要ですからね。特に、営業が弱い会社ってたくさんありますので、そういった会社だと重宝されますし、活躍もできます。
このような視点で考えてみても良いのではないでしょうか。
3年続ければ転職に苦労しない?
3年で絶対辞めてやろうと思っていたのですが、、、
3年経過して転職サイトに登録して人材会社の人に話を聞いたところ「すごくニーズがありますよ。」と言われました。
「なぜですか?」と聞くと、
「3年間厳しい環境で新規営業をやっているということなので、そういう人は大抵どこも欲しいのですよ。厳しい環境に耐える忍耐力やストレス耐性、仕事への向き合い方など、トータルで見て評価しているわけです」と。
その時はそういうものかなというぐらいでしたが、確かに私が採用担当だったら、ぬるい会社で適当にやっている人と、厳しい環境で頑張ってきた人だと、後者を採用しますよね。ビジネスに対する考え方が全く違いますよね。
2社目、3社目のキャリアを考えて、営業という厳しい環境に身をおくのも良いです。特に金融や投資のようなコンサルティングの色が強い会社ですと、問題解決の能力も身につきますから、その点ではメリットは十分あります。
ニッテイホールディングスの給与水準は魅力的
ニッテイホールディングスのHPの採用情報というページはチェックしていると思いますが、その中でも気になった点を掘り下げていきたいと思います。
初任給・給与水準は高い
まずは初任給ですね。月26万となっていて、宅建士をとれば+3万、昇給は年4回、賞与は年2回ですから、バリバリの成果主義で、給与水準も比較的高いと言えると思います。勉強するには十分な数字だと思います。
私なら真っ先に宅建士を取得する動きをとりますね。今後のキャリアに活かせるし、給料も上がるし、メリットだらけです。
「実力主義の給与体系・評価制度を導入」と記載があります。これは面接の時に細かく確認しておきましょう。インセンティブがあるのか、賞与という形で反映させるのか、そのあたりは重要です。
業界内でも評判
あと、グループ企業にニッテイライフという会社がありますが、そこの対談ページも参考になります。
ニッテイライフさんはその当時から販売力がある会社として有名
噂に聞く名門会社からの電話がかかってきた
社歴も長く、実績もあり、評判もいい
以前の販売会社では苦戦していた物件が、ニッテイライフさんに販売をお願いしたとたん即完売になった
業界内での評判は良いようですね。もし不動産系で検討されている方がいれば、同じ業界の人から話しを聞いてみるのも良いかもしれませんね。
まとめ
最後に所感と自分の考え方を少し書いておきます。
成長できる厳しい環境
繰り返しになりますが、ニッテイホールディングスに入社を検討している方は厳しい環境であることをできるだけ細かくイメージすることをお勧めします。「楽な環境ではない」という表現をしますが、この表現はあっているようで少し間違ってもいます。ストレートに言うと「成長できる厳しい環境」です。
ただ、ニッテイホールディングス自体は46年目を迎えてホールディングス化もしているということなので、業界の中でも安定した老舗企業と言えるでしょうね。給与水準も良いです。
新規営業でビジネス力が身につく
営業は断られることがほとんどです。営業で成果をだして評価される人というのは、その中からでも工夫をしてコツコツ実績を積み重ねていき、やりがいや社会的意義を自分で模索していかなければいけません。
厳しい環境ですが、私個人的には新卒でニッテイホールディングスへの入社はおすすめです。最初は厳しい環境で経験積んでおいたほうが良いですよ。「営業」はどんな会社にも必要な機能ですし、新規営業ができれば食いっぱぐれることもありません。
これから就活される方、入社される方、頑張ってください!