今回は、株式会社リトル・ママを創業した森光太郎氏についてご紹介します。

森光太郎氏の経歴とプロフィールについて

ここでは、森光太郎氏の生い立ちや性格、学生時代など、詳しいプロフィールについてご紹介します。

生い立ちや家庭環境

祖父と父はどちらも開業医だったため、彼は物心がついた頃から医師の道を目指していました。
幼い少年にはそれ以外の選択肢がなかったと言えます。
2代続く医師の家庭に生まれた彼は、自身が小学6年生の時に両親が別居し、後に離婚しています。
両親が別居する際に、彼は姉と共に母親に引き取られました。
離婚が成立したのは森氏が20歳の頃ですが、学生時代というデリケートな時期に家庭崩壊の苦痛を味わっています。
一方、学業の面では県立で一番偏差値が高い高校へ入学できましたが、次第に周りの学力に追いつけなくなってしまいました。
家庭、学業の両方で挫折を味わった彼は医師の道を諦め、東京の大学へ進学します。
日本大学生産工学部に進学し、キャンパスライフはサークル活動やコンパが中心で、勉強はほとんどしなかったと言います。
大学卒業時は就職氷河期が到来しており、履歴書を送ってもなかなか採用されませんでした。
その後、やっとの思いで入社したジュエリー会社ではデザイナーの付き人の営業職として働いています。
しかし、経営不振によって入社からわずか1年でリストラされてしまったのです。
その後、彼は退職金を使って広告デザインの専門学校へと進学し、苦学生生活を送りました。

きっかけは突然訪れた

バイトと学業に追われる日々を過ごしてきた彼でしたが、就職活動を経て東京の小規模なデザイン事務所にデザイナーとして就職を果たしました。
大きな仕事が舞い込んでくるという理由で採用されましたが、入社後その話は白紙になり、たった2ヶ月でクビになってしまいます。
大きな挫折を味わった彼は地元・福岡に帰って就職活動を始めると、すぐに広告代理店でデザイナーとして働くことが決まりました。
入社した広告代理店で手掛けたのは育児関連の仕事でした。
ここでの仕事が彼の人生を大きく変えるきっかけとなっています。

森光太郎氏の原体験について

複雑な家庭環境で育ってきた彼は、これまでにどのような人生を歩んできたのでしょうか?
ここでは、森氏の原体験についてご紹介します。

苦労や挫折を味わった過去

これまでに両親の別居や離婚、2度の大学受験失敗、リストラなど、数々の苦境に立たされています。
努力しても報われない人生を歩んできた彼は、誰よりも挫折を味わってきたのではないでしょうか?

会社員時代の森氏

福岡の広告代理店に入社した彼は、育児関連の仕事に携わっていました。
保育園や幼稚園を対象に育児情報誌を作成し配布していましたが、実際にどのようなターゲット層に需要があるのかを会社は把握していません。
そのため、広告に対するリアクションが取れず、会社として育児情報誌という媒体そのものをやめようかと検討していました。
森氏が引き留めようとすると、上司から「じゃあお前がやれ」と言われたため、仕事を引き継ぐことになったのです。
実際に幼稚園や保育園など現場を訪れた彼は、「朝食を食べない子が増えた」「自閉や多動の様子が見られる」「キレる子ども」など、子どもや育児に励むママが抱えている様々な問題を目の当たりにしました。
これまでは、幼稚園や保育園に対してただ一方的に情報誌を送り付けていましたが、現場の声に耳を傾けることに意味があると考えた森氏は、ママアルバイトを雇って直接配送してもらうスタイルに切り替えました。
次第に街の小児科がある病院やスーパーにも置かれるようになり、続々と読者が増えていったのです。
このような成功体験が、今の森氏を創り上げていると考えられます。

起業に至るきっかけ

広告代理店で育児関連の仕事を手掛けていた当時、世間でも話題になっていた子どもへの虐待やキレる子どもなどの問題を引き起こす社会背景には一体どのようなものがあるのだろうかと考えたそうです。
また、自身も幼い頃に両親の離婚を経験していたこともあり、流さなくていい涙を流すような子どもを一人でも減らしたい、という思いが起業に至った理由の一つだと言います。
上司から任され、育児情報誌の仕事を手掛けるようになってから、勤めていた会社と価値観の違いが生じたため、森氏は自身の価値観に共感した従業員9人を引き連れて会社を設立しました。

株式会社エンファムの創業と成功へのきっかけ

株式会社エンファムは、「世界中の子どもたちを笑顔にするエンタメディア企業」を目指す会社として創業されました。

  1. 「子どもたちが夢に出会うきっかけをつくる」
  2. 「子どもたちの夢と未来を応援する」
  3. 「子育てに携わるすべての人を笑顔にする」

これらをミッションとして掲げています。
子どもの未来を考えたサービスを多数展開している株式会社エンファムが創立したのは2001年12月25日です。
現在は福岡、東京に本社を構え、子育てをするママ向けにサービスを展開しています。
ここでは、エンファムと森氏の関係性についてご紹介します。

会社ではどのような役割を担っているのか

現在、森氏は株式会社エンファムの代表取締役です。
森氏は、ママ向け情報交流サイトの運営やイベント主催、育児情報誌の出版など、エンファムの事業全てに携わっています。

展開する事業とこれからのエンファム

エンファムが展開しているのは、社名にもなった「リトル・ママ」の出版、ママ向けお出かけコミュニティサイトの運営、子どもや子育てをするママをターゲットとしたイベントの企画・実施、ママに向けたマーケティング・プロモーションなどの事業です。
ママ向けに様々なサービスを提供しているエンファムですが、具体的にはどのような内容となっているのでしょうか?
ここでは、提供しているサービスの内容や目的など、詳細についてご紹介します。
まずご紹介するのは、年間約10万人を動員する国内最大級のファミリーイベント「リトル・ママフェスタ」です。
ハイハイレースやはじめてのおつかいなど、様々なコンテンツがあり、イベントを通して「遊ぶ」「学ぶ」「出会う」に触れられます。
その他にも、全国の子育てに励むママ同士が集まるWebサイト「リトル・ママ」は、子育てや子どもに関する情報を共有できるサービスです。
同じ境遇にいる仲間がいることは大きな励みになることから、エンファムはママ同士が交流できるサイトを運営しています。
そして、森氏に起業するきっかけを与えた育児情報誌の出版も手掛けており、毎月発行される「リトル・ママ」は、全国40万人以上の幼稚園児や保育園児の手元に届いています
また、全国どこからでも参加できるよう、「リトル・ママオンラインフェスタ」というオンライン型の子育てフェスタも開催しており、過去に10万人もの人々が参加したという実績もあります。
その他にも「リトル・ママWEB」や「ビジネススクール」などのサービスを展開しています。

まとめ

今回は、起業家として活躍を遂げている森光太郎氏についてご紹介しました。
彼が日本最大級の子育て情報サービスを展開し、見事、成功を得られたのはこれまでに経験してきたことが活かされているからだと言えます。
現在、リトル・ママは福岡版、東京版を展開していますが、彼は今後さらに事業を拡大するために大阪、名古屋、仙台、札幌など、様々な地域への横展開も考えています。
ママの交流の場となるコミュニティがあれば住む場所が変わったとしても、孤独に陥ることはありません。
今後は地域媒体から全国媒体を目指し、森氏がさらに多くの子育てママを支えられる存在となることに期待が高まります。

 

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