さて、本日はフィットットという電位治療器の無料体験会場についての特集です。
値段・費用対効果・効果のエビデンスについて気になっている方が多いみたいでしたので、徹底調査してみました。
知り合いに体験した人がいて、その方の話を聞いたのがきっかけだったのですが、
まだ私自身は体験はできていないです。でも、いずれ潜入調査します。(会場が近くにくれば…)
ネット上でも賛否両論のようで、口コミや評判も様々なようです。何を信じれば良いのやら…という感じでしょうか。
ひとまず私なりに調査して、結論をまとめてみましたので、ご確認ください。
フィットットとは?
まずはフィットットとは?というところからです。
既にフィットットの概要を知った上で検索されている方もいると思いますので、軽く読み流して頂いて大丈夫です。
改めて、フィットットとは電位治療器の無料体験会場のことです。何かの商品名ではないですね。イベント名と言えば分かりやすいでしょうか。
商品の販売元はコスモヘルス株式会社です。電位治療器メーカーで、頭痛や肩こりを緩解するような商品を作っています。
この記事ではあまり詳しく説明しませんので、概要が気になる人はHP見てみてください。
販売されている商品の値段
さぁ本題に入りましょう。販売されている商品の値段は?と思っている人が多いと思います。
ネット上に情報も出ているみたいでしたが、正確な費用は出ていないようです。
「100万ぐらい」という情報のみでした。
ただ、この「100万ぐらい」というのが正規の値段なのかはちょっと分かりません。
メーカーは費用を改定することもありますし、バージョンアップすると変動したりもするので、参考程度にという温度感で捉えておいてください。
「高圧電位治療器」はコスモドクターという商品名になっています。
フィットットの会場では、コスモドクターの体験がメインコンテンツとなっているようです。
開催期間中何度でも無料で試せるのだとか。お試しできるのは安心かな。
他社比較をすると分かりやすいかもと思って調べてみました。
「電位治療器」で検索すると、複数の機械が出てきましたが、コスモドクターと似たタイプの商品は「70~80万」が多いようでした。
若干コスモドクターは高めなのかな。
それにしても電位治療器って高いんですね。
どこの会社も無料体験イベントを開催しているようなので、イベント開催費用(人件費、体験用商品代、会場の賃料、光熱費、その他経費など)を考えれば、高額になるのは仕方ないかも知れませんね。
費用対効果・パフォーマンスは高いのか?
次に、費用対効果パフォーマンスは高いのか、という点を調査していきたいと思います。
人それぞれ費用対効果の基準や感じ方は違うと思いますので、まずは口コミをピックアップして、コメントを入れていきましょう。
その後、使用年数やダイエットや健康面の投資という観点から、費用対効果を考えてみたいと思います。
現在、コスモドクター(Revo-14000、エヴァⅡ)を使用しています。
妻の両親が購入してきて、どんどん使ってみてと言うので半信半疑ながら私も使用していますが、なんとなく効果を実感している
ところです。
妻が現在出産直後でまだ入院中なのですが、妻の両親が退院したら赤ちゃんと一緒にぜひ座らせたいと言っていました。
※引用元:Yahoo知恵袋「コスモドクターの乳幼児の使用について現在、コスモドクター(Revo-14000、エヴ...」
周りのみんなも体調が良くなったし、自分も肩凝りや目の疲れが取れ、疲れにくくなったと言っています。
※引用元:Yahoo知恵袋「73歳になる母が、コスモドクターと言う機械を買いたいと言い出しました...」
私も通ってたんですが購入はしていません。しかし、私は不眠に悩んでいたのですがそれにかかった時は深く眠れて疲れが取れたのがわかりましたよ!
※引用元:Yahoo知恵袋「コスモドクターって体調不良に効くのですか? - 200万円くら...」
上記のように使用された方は何らかの効果を感じている人が多いという印象でした。一方で下記のようなコメントもあります。
透析患者です。コスモドクター自体は透析患者が座っても問題はありませんが、腎臓が良くなって透析しなくなるとかはありません。
ネットで調べたら、どこかの透析施設でも使ってるようですが透析患者に一般の健康情報の健康効果はありませんのでご承知ください。
透析導入の極初期で透析が必要無くなる事は、極々稀ですが有ると聞いてます。それから良い悪いは別にして、非常に厳しい食事管理を行う事で週3回の透析を週2回に出来る…と本気で仰り実践しているドクターもいらっしゃると聞いてます。ですから、このドクターなんちゃっらを使ったからそうなった訳では無く
※引用元:Yahoo知恵袋「コスモドクターで・・・・透析通いを、医者からもう来なくて良い...」
確かに上記の回答も納得です。「腎臓が良くなる」という表現は間違っているような気がします。「良い影響が出る可能性がある」みたいな表現になるのではないかと思います。(次の項目で詳しく分析します)
例えばですが、ジムに通いながら特定の食べ物に頼った●●食ダイエットをする際と同じようなイメージなのかなと感じました。
ダイエット食である「●●食」が直接的な要因になっているように感じるけど、実はジムに通っていることの相乗効果でダイエットが成功しているのであって、決して「●●食」単体で効果が出ているというわけではないということです。勘違いしやすいですよね。
つまり、コスモドクターも日々の治療や生活習慣を助けるような位置づけの商品であって、それだけやっていて病気が治るみたいな夢のような商品ではないということじゃないでしょうか。
それでも「効果があった」という口コミが多いのは、そういった使い方においては良い商品だということなのかもしれません。
次に重要な「費用対効果」の観点ですが、上記の結論にあるように、決して何かを削ってとか、何かの費用の代わりにという商品ではないような気がします。一定の生活習慣があり、そこに更に+して取り入れるということが前提の考え方になります。
購入するとなった場合、仮に5年間使用したとしましょう。
(実際には5年以上使用できそうですが、一旦、5年間で計算)
5年間=60ヶ月ですから、100万円÷60=1.6万円となります。
健康面の支出費用として考えてみたいと思います。
(100万円というのは平均的な数値ですから、正確な金額は個別に確認してくださいね)
矢野経済研究所が、健康食品受託製造企業や健康食品販売会社などを対象に「国内の健康食品市場の調査」を実施した際の結果では、60代の健康食品やサプリメントにかける金額の平均は1カ月あたり4,422円となっています。
ここにジムに通う金額月7000円をプラスすると月11,422円となります。上記の1.6万円という数値はそこまで高くはないことが分かります。
全国消費実態調査で発表されているデータですと、60代の1ヶ月の支出額175,464円の中で、男性で見てみると、
外食14,631円、教養娯楽26,363円、交際費13,640円このあたりから捻出するイメージでしょうか。
外食10,000円、教養娯楽20,000円、交際費10,000円ぐらいにして、コスモドクターの1.6万円を捻出すると考えれば、そこまで非現実的な価格ではないような気はします。
長く使用できれば使用できるほど、費用対効果は高くなっていくので、私の感覚ですと、最低でも5年、長くて10年ぐらいは使用する前提で考えておいたほうが良いですね。
効果のエビデンスを調査
残念ながら効果のエビデンスを発見することはできませんでした。
これはスタッフさんに聞かないと分からないかもしれません。それかサポートセンターに電話するか、ですかね。
たぶん営業のほうがそのあたりは詳しいでしょうから、無料体験会場でスタッフさんに聞くのが良さそうです。
エビデンスではなくとも、何か安心材料になるような指標はないか探していたところ、いくつか発見しましたので、記載しておきます。
▼HAPIマーク
生産物賠償責任保険(PL保険)が付保されていて、家庭用医療機器・健康管理機器等が対象となっています。
コスモヘルスの商品には本マークが付与されているみたいです。
▼日本ホームヘルス機器協会の正会員
アデランス、タニタ等、会員企業の中にも有名な企業も多く、会員数も非常に多い団体です。業界の中でも権威がある団体のようです。
協会の説明は
当協会は、ホームヘルス機器(主として電子・電気応用の機器であって、家庭においてセルフケアを目的として用いられる家庭用の治療機器並びに健康管理機器及び疾病予防機器をいう。)に関する技術の向上、品質及び安全性の確保、流通及び販売の適正化等を図ることにより、国民の健康の自主的な保持増進とホームヘルス機器産業の健全な発展に寄与し、もって国民福祉の向上に貢献することを目的とする一般社団法人です。
※引用元:日本ホームヘルス機器協会HP
となっていますので、この団体に所属しているということは一つの安心材料になるかもですね。
フィットットの調査結果
フィットットについて調査してみましたが、私の率直な感想は意外にちゃんとした企業だなーと思いました。
フィットットを運営されているスタッフさんには失礼ですが、怪しい業者なのかと思って調べていましたが、他社と比較してもそこまで高いわけではなく、無料体験会場を開催しているという点でメリットはありそうな気がしました。
業界団体への加入やHAPIマークの付与など、安心材料もいくつかありました。普通、怪しい業者はこういった材料があまり見当たらないものです。
ただ、効果という面ではまだ調査が足りないと感じました。上記にも記載したように、病気を抱えていらっしゃる方にとって、フィットットでの体験が直接的に効果をだしているのかは検証する必要がありそうです。
そもそも、そういった人をメインターゲットにしているのかは微妙なところですが…。
また、それ意外に肩こりや腰痛等、軽微な変化をどこまで効果と呼べるのか、気持ちの問題なのか、それとも体の仕組み上、実際に影響が出ているのか、は調べる必要ありです。
このあたりはもう少し詳しいメカニズムを調べるのと、スタッフさんへのヒアリングが必要だと思います。