Sincerely for You ~人生をごいっしょに。~トヨタホーム株式会社
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こんにちは!本日は日本の大手ハウスメーカーの「トヨタホーム株式会社」について取り上げたいと思います。トヨタホームはトヨタ自動車から生まれた会社です。創業以来「日本の住まいを良くしたい」という思いを胸に、トヨタグループの住宅事業を担う会社として歩み続けています。そんなトヨタホーム株式会社について詳しく調べました。

歴史

トヨタホーム株式会社の会社概要はトヨタグループに属しており、自動車製造で培ったノウハウを住宅建築にも活用しようと、豊田章一郎(現・豊田自動車名誉会長)の発案で発足しました。トヨタホームの歴史は1975年に始まり、主な沿革としては1975年にトヨタ自動車の住宅事業部として発足したのが始まりです。しかし、その後約30年にわたり業績が伸びず赤字が続き存続が危ぶまれましたが、地元愛知を中心に少しずつ販売力を強め、2003年の黒字転換を機に注文住宅部門を分社化してハウスメーカー「トヨタホーム」となりました。直近の活動内容としては、2017年1月5日にミサワホーム株式会社を連結子会社化しています。

 

事業内容

トヨタホームの事業内容は戸建て住宅事業・賃貸住宅事業・マンション事業・街づくり事業・リフォーム事業と、住まいに関する分野で幅広く事業展開を行っています。トヨタホームの大きな強みは、「世界のトヨタ」の技術やノウハウを最大限に活かすことができる他、トヨタグループの総合力を駆使することで機器同士(太陽光発電・EVやPHV充電設備・リチウム蓄電池・エコキュート・エネファームなど)のマッチングも良好となり、無駄のない快適で人と地球にやさしい暮らしが送れるところにあります。環境への取り組みはトヨタグループ全体で行っており、特にトヨタホームの建設部門では①建設副産物の削減・②建設副産物の再資源化・③建設副産物の管理体制の強化という3つの取り組みを推進しており、徹底した無駄の排除で環境にも配慮した住宅を建築することができます。

 

社風・福利厚生

トヨタホームは、トヨタグループに属していることから、他社のハウスメーカーと比較して倒産するというリスクは少ないです。その点に関しては、現在正社員として働いている人も口コミで評価している点です。ただし、「トヨタ」というブランド力に乗っかり過ぎて個人のスキルアップや顧客獲得等に努力しないと、取り残されてしまい会社を辞めなければならない雰囲気になるケースもあるということです。これは、何もトヨタホームに限ったことではなく、大企業は特に優れた人材のみを必要としており、そこで生き残っていくためには優秀であっても努力することは必要となります。

新入社員の時には、長期間の研修が設定されておりそこで建築に関するあらゆる知識を身に付けていくことになります。そのため、建築系の学校を卒業していない人でも十分に知識を蓄えることが可能ということです。

トヨタホームはハウスメーカーである為、お客様がいて初めて成り立つ仕事です。そのため、顧客獲得で重要な営業部門の社員は、常にお客様からの電話やメールが来ることになります。それは勤務中・プライベートは関係無いようで、休日で家族と遊園地やリゾート地へ出掛けた場合でも連絡が来るとのことです。従って、休日であっても心身共にリフレッシュすることはできないと感じている社員もいるようです。

トヨタホームでは、お客様への対応によってその日の勤務時間が大きく変動する傾向にあります。例えば、その日の営業時間が終了する間際、トヨタホームの住宅展示場にお客様が来店した場合には、そこから接客が始まることになり相談などで時間が掛かることもよくあることです。そのため、残業した分の手当てが全て付くというわけではないようです。残業手当に関する社員の評判はあまり良くなく、申告することでその分の手当ては付くようですが、1ヶ月で申告できる分が決まっているのか大概はサービス残業になってしまうようです。ですので、実際の労働に対して妥当な額を支給されていると感じる社員は少ないのかもしれません。

トヨタホーム全体で、毎週1日はノー残業デーを設定しているようで、その日だけはなるべく残業をせずに帰宅する努力をしているとのことです。しかしながら、それも部署によって異なるようで特に営業部門では、表面上だけのノー残業デーであり、なかなか浸透するのは難しいと感じている社員もいました。

大企業であるトヨタホームでは、社員それぞれの誕生日は休日となる誕生日休暇というものがあり、トヨタグループが所有する福利厚生施設を利用して旅行をすることもできるようです。この点に関しては、社員も存分にリフレッシュできるとして評価していました。

 

商品・サービス

トヨタホームの特徴は、①構造素材に対する高い防錆技術・②鉄骨系ハウスメーカーでトップクラスを誇る柱の太さ・③充実した防犯対策関連商品、などにあります。そこで、実際にトヨタホームの住宅を購入した方の口コミや、様々なサービスを受けた方の評判はどうなっているの検証してみました。

トヨタホームの販売方法は、トヨタ自動車と同様のディーラー制(代理店方式)を採用していることから、地域ごとに接客態度に差が生じている可能性が考えられます。トヨタホームでも接客に関する研修は行っていますが、代理店の社風などによって大きく変化している場合があります。

実際にトヨタホームで一戸建てを建築した人の口コミでは、新しく洗面台を購入したため付け替えを依頼したところ、以前洗面台が設置されていた壁には壁紙が貼ってありませんでした。そして、新しく設置する際にも壁紙を貼ることはなく、そのまま設置したということです。新たに設置した洗面台は、以前のものよりもひと回り小さかった為、むき出しの壁が丸見えになっているとのことでした。また、配管は斜めに取り付けてあったり、しばらくすると窓枠が落下したとのことでした。

トヨタホームの社員の対応についての投稿では、トラブルが発生したため担当者に注意をしたところ、その場しのぎの返答をして後日連絡をすると言われた為、その方は数日間待っていたそうです。しかし、その後連絡を入れることはなかったとのことでした。さらに、別の日に住宅構造に関する質問をしたら、全く理解しておらずカタログの内容も承知していない状態だったようです。そして回答に困ると、すぐに「世界のトヨタ」という言葉を出しては解決させようとしていたというのです。

トヨタホームの営業マンは全国各地に数多くおり、大多数の営業マンはお客様第一で接客をしていると思います。しかし、1人でもいい加減な営業マンがいることでトヨタホーム全体のイメージがガクッと落ちることになります。特に今は、インターネットですぐに書き込むことができる時代ですので、評判はすぐに落ちてしまうでしょう。これは接客面だけではなく、施工する技術面でも同様に言えることです。後で隠れてしまうからその部分だけは壁紙を貼らなくても良い、配管はある程度曲がっていても大丈夫、などと言う考え方は言語道断です。

住宅は、お客様からすれば長い人生の中で最も大きな買い物になり、様々な夢や希望を持って購入するのです。トヨタホームのほとんど代理店では、お客様第一に立った仕事をしていると思います。しかしその点はあまり目立たず、逆に一部で行われているいい加減は仕事ほど大きく目立ってしまうのが今の時代です。そのことを忘れずに仕事をすれば、トヨタホームの評判もアップすることでしょう。

 

まとめ

トヨタホームの採用に関する投稿では、研修制度や休暇に関する内容で高い評価が付けられていました。研修においては、新入社員の時に長い期間をかけてじっくり教えてくれるため、今まで持っていなかった知識も習得することができるとのことでした。また、休暇においては社員の誕生日には誕生日休暇を取ることができ、その際には全国に点在する福利厚生施設を利用することもできるとのことでした。

ただ、残業手当に関する投稿では、多くの社員が残業した分の全てを申告できていないとしていました。このことから、多くの社員がサービス残業をしている確率が高いと推測できます。

トヨタホームの住宅に関しては、一部の下請け業者の中にいい加減な仕事をする業者がいるようで、後悔しているお客様もいました。他にも、代理店の担当者が住宅に関する知識を習得しておらず、お客様にその場しのぎの返答をして憤慨させたというケースもありました。

いくら世界のトヨタの技術を駆使して良い住宅を製造したとしても、それをお客様に紹介して販売するのは営業担当者です。単に業績を伸ばすことだけを考えて仕事をしているのであれば、「売りたい」という気持ちが前面に表れ、お客様は逃げてしまうでしょう。お客様の立場に立つことで、その熱意が伝わり「買いたい」という気持ちが出てきます。これまでの考え方を変えることで、今後のトヨタホームの評判も大きく変わってくると感じました。

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