日本屈指の巨大総合商社『伊藤忠商事株式会社』とは?
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こんにちは!本日は「伊藤忠商事株式会社」について取り上げたいと思います。伊藤忠商事株式会社は、みずほグループの大手総合商社で、繊維、機械、金属、エネルギー、化学品、食料、住生活、情報、金融の各分野において幅広いビジネスを展開しています。

伊藤忠商事株式会社の会社概要や職場環境についてまとめました。

会社概要

伊藤忠商事株式会社の会社概要は、戦前は伊藤忠財閥の中核企業で繊維部門で業績を伸ばしており、一時は世界最大の繊維商社でした。現在は、繊維部門の他に食糧・生活資材・情報通信など様々な分野で収益を上げています。

伊藤忠商事の歴史は古く、1858年5月に創業者の伊藤忠兵衛が滋賀県にて麻布類の卸売業を立ち上げたことに始まります。沿革としては、1872年に大阪で紅忠(べんちゅう)設立させ本社を大阪へと移します。

1914年に伊藤忠合名会社とし、1918年に「株式会社伊藤忠商店と伊藤忠商事株式会社に分割します。その後は、様々な商社を合併させていき、更に海外の企業へ出資するなど企業を拡大していき、世界でもトップレベルの総合商社となりました。

伊藤忠商事の直近の活動内容としては、2015年1月20に中国最大の国有企業グループである中国中信集団の中核とも言える企業、中信集団と戦略的業務提携と資本提携を行っています。

事業内容

伊藤忠商事の事業内容としては、繊維・金属・食糧・情報+金融・住生活・エネルギー+化学品・機械と、幅広い分野において様々な商品やサービスを提供しています。伊藤忠商事の大きな強みとなっているのは、原料調達から小売りまでをトータル事業している点にあり、こうすることで人々の暮らしをより包括的にサポートすることができます。

こうしたトータルサービスを手掛けるために、伊藤忠商事では総合商社の伝統的&基本的ビジネスでもある「トレード」に重点を置いています。あらゆる国々と密接な情報・物流ネットワークを築きそれを張り巡らすことで、ビジネスと金融・保険機能をフルに生かし、取引を一貫構築させていくことができます。この結果、生産者の販売機会を拡大させることができる他、需要者における競争力のある調達にも貢献できる為、より多くの収益期間を提供できるわけです。

職場環境

伊藤忠商事の採用面における口コミ・評判はどうなのでしょうか?

伊藤忠商事は、日本屈指の巨大総合商社であり、そこで働いている社員は能力のある人ばかりです。そのため、企業全体でも毎年安定して収益を上げることができており、社員の年収は国内企業の中でもトップクラスだといいます。

また、仕事内容と給与のバランスが取れていないと感じた時には、会社と交渉することで給与がアップすることもよくあるとこのことです。それは正社員に限ったことではなく、契約社員やアルバイトであっても能力があれば交渉することで自給アップにつながるとのことでした。

伊藤忠商事の地方支店でアルバイトから契約社員になった人の口コミでは、アルバイトの頃から海外取引を専属で任されていたといいます。しかし、誰でもアルバイトから海外取引を任されるわけではなく、そこには優れた語学力と取引力が必要となります。

伊藤忠商事で働く人は皆語学力に長けている印象がありますが、実際にはそうでもないようで、語学力に優れた人物は本部に居る一部のエリート層だけで、その人達が主に海外取引を任されているようです。また、自分が希望することで様々な仕事をすることができると思われがちですが、実際には最初に配属された部署関連の商品取引を半永久的に行っていく傾向にあるといい、人事異動は上司の気分で行われることも多いとのことです。

伊藤忠商事の福利厚生としては、本社には社内に診療所や歯医者があり勤務時間内にも利用が可能となっています。しかし、この福利厚生を利用できるのは伊藤忠商事の正社員のみであり、多く勤務している非正規社員は一切利用することができないとのことです。そのため、契約社員の福利厚生に関する評判はあまりよくありません。

非契約社員の福利厚生施設の利用は不可能であっても、伊藤忠商事が手掛けているブランド品については、契約社員であっても割引価格で購入することもできるようです。この点については評価が高くなっていました。

労働時間に関しては、伊藤忠商事では非常に厳しく管理されているようで、残業は午後8時までと決まっておりそれ以降継続して残業をする場合には申請を出さなくてはいけないとのことです。そのため、多くの社員は午後8時以降残業をする人は無く、その分大金後のプライベート時間を充実させられると、社員の評価も比較的良かったです。また、深夜の残業ができない代わりに翌日の早朝に残業をすることが可能で、その際には朝食が支給される仕組みになっています。この早朝残業システムは、伊藤忠商事が他社に先駆けて始めた取り組みだということです。

サービスへの評価

伊藤忠商事では、繊維分野の他に食品や生活資材・保険・金融・化学品など、様々な分野を手掛けています。そのうち食品に関しては、オーガニックティーやサブレ・ジャムなどを手掛けています。

実際に、オーガニックティーのアールグレイを購入した人の投稿を見てみると、アールグレイ特有の青みや薬っぽいクセが無く、甘みとバニラの香りがとても良いと高い評価をしていました。また、コストパフォーマンスの評価は7点中5点と高くとても気に入っているようでした。また、ブルーベリージャムを購入した人の投稿では、安いジャムは果肉が少ないゼリー状のものが多いけれど、伊藤忠商事のブルーベリージャムはブルーベリーがゴロゴロ入っている他、砂糖不使用なのにしっかりと甘みを感じられて満足だと評価も上々でした。サブレに関しても、甘さが控えめでザクザクとした食感が大好きだと、これまた満足の投稿がされていました。

伊藤忠商事では、一度配属になったらその部署で半永久的に仕事をしていくことになり、部署を超えての人事異動はほとんどないということです。つまり、食品部に配属になればその部署内での異動はあっても、食品から金融の部署に異動になることは滅多にないということです。

伊藤忠商事の手掛ける食品が高い評価を受けている理由として考えられるのは、その部署で半永久的に働くことができる為、とことん良い商品を追求することができそれをお客様へと提供できることから、消費者がコストパフォーマンスの高い商品を手にすることができるのだと感じます。

これは食品部門に限らずどの部門においても大きなメリットとなり、特に巨額の金額を動かすような部署やグローバルな取引が必要な部署などでは、若いうちから専門に教育することでその部署で即戦力となる人材を育成させることができ、企業の収益アップにも貢献できるという点があります。もし、途中で部署を跨ぐような人事がなされた場合、今まで培ってきたノウハウが全く役に立たない可能性もあり、再び一から学び直さなくてはならず即戦力となる人材を育成するまでに時間が掛かってしまいます。

伊藤忠商事が着実に業績を伸ばし続けている要素はいろいろありますが、その一つに人事のシステムも含まれているのだろうと思いました。

培ってきたスキルを発揮することができれば、効率の良い仕事が行え無駄な残業を行う必要もなくなり、社員のプライベートも充実してきます。すると、適度にリフレッシュができ再び仕事に専念することができます。

総括

伊藤忠商事では、残業が午後8時以降行えないシステムとなっており、代わりに翌日の午前4時から早朝残業を行うことができ、その際には朝食が支給されるようになっています。この取り組みは、伊藤忠商事がどこよりも早く導入しており、社員からの評価も上々の様です。

福利厚生に関する口コミを見ると、社内にある診療所や歯医者などの施設利用は正社員のみで、契約社員などは利用することができません。この点に関しては、急病の場合には利用させてほしいという非正規社員からの声が聞かれましたが、それほど評価が下がるポイントではないようです。

年収・給与に関しては、日本でもトップレベルの総合商社だけあり、20代でも満足できる金額を支給されているようでどの社員も評価が高くなっていました。

伊藤忠商事が取り扱っている商品の評判では、特に食品での評価が高く、どの商品も担当する社員が吟味しているのだろうという感じが見受けられました。食品以外の商品やサービスに関する投稿が無かったため一概には言えませんが、企業全体として毎年収益を伸ばしていることから、どの商品においても資源・原料調達から製造・加工に至るまでトータルで展開できている為、より良いものが提供でき収益に繋げているのだと考えられます。

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