
ハルエネでんきは近年急速に成長し続けている、今注目の電力サービスを提供している会社です。
『新しい電力サービスを提供する会社』とありますが、どのようなサービスを展開している会社なのかご存じでない方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は今注目のハルエネでんきについて、会社概要から時事ニュースを時系列ごとにご紹介していきます。
電力サービスの乗り換えを検討されている方や、ハルエネでんきに興味を持っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
ハルエネでんきの会社概要
ハルエネでんきは、株式会社ハルエネが提案している新しい電力サービスとなっており、これまでと変わらない電力供給品質で、これまでよりもお得な電気代を実現している会社です。
株式会社ハルエネの会社概要をまとめて見ていきましょう。
株式会社ハルエネが設立されたのは、平成22年6月1日と比較的新しい会社であることが分かります。
神山仁志氏が代表取締役社長です。
資本金は9900万円となっており、事業内容としては電気事業及びその付帯事業としています。
株式会社ハルエネの本社所在地は、東京都豊島区南池袋2丁目と池袋駅からも程近くに位置する会社です。
小売電気事業は全国的に展開しており、北は北海道電力供給エリアから、沖縄電力供給エリアまで電力販売を行っています。
小売電気事業の他にも株式会社サイサンの「エネワンでんき」の取り次ぎとして、東京電力供給エリア・中部電力供給エリア・東北電力供給エリア・九州電力供給エリアで電力販売を行っています。
さらに、株式会社いちたかガスワンの「エネワンでんき」の取り次ぎも行っており、北海道電力供給エリアで電力販売も実施しているのです。
ハルエネでんきの時事ニュースをまとめてみた
株式会社ハルエネの会社概要をご紹介したところで、ハルエネでんきの時事ニュースについても取り上げていきます。
最近ハルエネでんきからはどのようなニュースが発表されているのでしょうか?
提供エリアの全国拡大(2016年11月2日)
ハルエネでは、平成28年11月1日から電気小売事業者として「ハルエネでんき」を全国に展開することを発表しています。
ただし、この時は沖縄を除くとされているのでエリア拡大はしていませんでしたが、現在では沖縄も対象エリアに含まれています。
全国展開するには、それだけ全国的にも拠点を展開していかなくてはならないため、業績も好調であることが考察できるでしょう。
介護事業のみを対象としたサービスを開始(2018年3月14日)
新電力であるハルエネの販売代理店として、日本介護総研が介護業界向けの低圧電気プラン「日本介護でんき」の受付を平成30年2月1日から開始したと報じています。
デイサービス施設や特別養護老人ホームなどの事業者向けのプランを提供し、施設のコストカットを支援しながら電気販売収益の一部が業界団体に寄付されることから、介護業界へ貢献することにもつながります。
引用元: 環境ビジネスオンライン
このニュースから、ハルエネが一般家庭用ではなく法人や業界へ向けたプラン・サービスで事業を拡大させていることが分かります。
秋田エナジーを始動(2018年9月20日)
ハルエネが秋田県内にある11社と共同出資し、秋田市に事業所向けの電力販売会社「秋田エナジー」を設立し、同年9月から営業を開始したそうです。
19日には、秋田市にある秋田キャッスルホテルで関係者の会合を開き、5年後までに県内事業所の1割の契約獲得を目指すなどの経営方針を示しています。
秋田県内だけでも11社もの企業が新電力に注目し、秋田市にも新電力の使用を広めようとしていることから、新電力の注目度の高さが伺えます。
共同出資した会社は、産業廃棄物処理業や林業、自動車販売・買い付けまでを行う会社や衣服や寝具を販売する会社などと幅広く、業種問わず出資していることでも、ハルエネでんきへの期待が感じられるでしょう。
ACNとの協業(2018年12月3日)
オフィスや不動産に関する販売からフォローまでをワンストップでサポートしている株式会社ACNがハルエネと協業し、新電力サービス「ACNEnergy」を販売しております。
電気代を節約することができるハルエネでんきと、法人向けにOAや環境商材・サポートを提供しているACNが提携を結んだことで、よりACN顧客の満足度向上を目指すことができるとしています。
これも法人・事業者向けのサービスを展開していることから、ハルエネでんきが以前と変わらず法人・事業者向けに事業を展開していることが分かります。
サポート力を強みとしているACNとの協業により、ハルエネでんきの低価格で安心できる電力供給をより生かしていくことができるのではないでしょうか?
電力業界全体の時事ニュース
下記は電力業界全体の時事ニュースです。
引用元:経済産業省
これまで主力としていた大手電力会社が新電力会社と争っている構図で、競争が激化していることを伝えています。
さらに、この時点では低圧分野でのスイッチング率が注目されがちですが、特別高圧・高圧分野でのスイッチング率も上昇傾向にあります。このことから、低圧分野だけでなく高圧分野も今後競争が激化していくことが予想されます。
ハルエネでんきでも高圧電気プランを展開していることから、新電力会社として今後も注目を集めることは間違いないでしょう。
スイッチングするだけでコストダウンにつながるのであれば、どの会社もスイッチングしたいと考えるのではないでしょうか?
ビジョン社への貢献(2019年4月11日)
グローバルWi-Fi事業と情報通信サービス事業を展開しているビジョン社の業績を報じたニュースにも、ハルエネでんきが利益増に貢献していると記載がありました。
2018年度の業績概要を見ると、電力サービスであるハルエネでんきの販売店 が好調で利益増に貢献したとしています。
ハルエネでんきへの加入が多くの事業者から注目されていることで、販売店まで利益を多く得られる仕組みとなっていることが分かります。そして今後もハルエネでんきから業績が好調する企業が多く出てくるのではないかと考えられます。
ハルエネでんきの今後の展望を予測
現時点でも、業種問わず幅広く事業を展開しているハルエネでんきは、今後さらに事業者からのスイッチングで利用者も増加していくことが考えられます。
前項で挙げたニュースは一部ですが、これまでのハルエネでんきの事業拡充を追うことができました。
電気自由化により新電力として、低価格でも従来通り安定した電力供給を行えるハルエネでんきは、これからも法人・事業者に向けて事業を展開していくことが予想できます。
さらに、利用する法人が増えることで、コストダウン成功する事例も増えてくるでしょう。
ハルエネでんきは、これからも目が離せない新電力会社と言えます。