
エフオンは、「省エネ」と「木質バイオマス発電」などの事業を通し、社会の脱炭素実現に向けて取り組んでいる会社です。
地球環境の保全という世界規模の課題解決に関心があるという方の中には、サステナブルな社会づくりに貢献できるエフオンに興味をお持ちの方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、時代をリードするエフオンの事業の内容や意義、実際に働く社員の口コミ評判などをご紹介します。
エフオンへの入社を検討している方や、働きやすさなどについて知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
エフオンの会社概要
まずは、エフオンの会社概要を見ていきましょう。
会社名 | 株式会社エフオン(英文:EF-ON INC.) |
事業内容 | エネルギーサービス |
代表者 | 代表取締役社長 島﨑知格 |
設立 | 1997年5月 |
資本金 | 22億9200万円(2023年6月末現在) |
本社所在地 | 〒100-6617 東京都千代田区丸の内一丁目9番2号 グラントウキョウサウスタワー17F |
従業員数 | 連結267名、単体28名(2023年6月末現在) |
関連会社 | 株式会社エフバイオス 株式会社エフオン白河 株式会社エフオン日田 株式会社エフオン豊後大野 株式会社エフオン壬生 株式会社エフオン新宮 |
上場 | 東京証券取引所 スタンダード市場 |
エフオンが上場した時期は、設立から10年足らずの2005年3月です。
それから20年を経た現在も、経営基盤は安定的に推移しています。
2024年11月7日に公表された2025年6月期第1四半期の売上総利益は、前年同期比78%増の5億7500万円を計上しました。
経常利益は同95%増の2億9600万円となっています。
株式会社エフオンの事業内容
エフオンは「省エネルギー支援サービス事業」「グリーン電力事業」「電力小売事業」「山林事業」の4事業を展開しています。
エネルギーの利用と供給の両面において、現代社会が求める合理性と安全性を追求しているのが特色です。
省エネルギー支援サービス事業
顧客企業の電力総消費量の節減を、あらゆる面から支援しているのが省エネルギー支援サービス事業です。
消費電力が少ない機器の導入や、制御方法の変更などによってエネルギーの利用効率を高め、高騰が続く電気料金の抑制を図る手段を提案しています。
グリーン電力事業
グリーン電力事業は、山林の適切な資源循環を実現する方法のひとつです。
国内で発生した未利用材や建築廃材などで発電を行っています。
100%国産燃料を使用した「木質バイオマス発電」は、木質チップを燃料とした火力発電です。
再生可能エネルギーとしてだけでなく、木質燃料の調達による森林再生や林業振興の手段としても期待されています。
電力小売事業
電力小売事業では、エフオングループのバイオマス発電所の電気を「実質再生可能エネルギー電気」として、お客様のコストやニーズに合わせてプランニングした電力を供給しています。
100%国産の木質チップで発電した電気に非化石証書を付けることで、RE100などの環境イニシアチブに対応した電力の供給が可能です。
山林事業
山林事業では、林業の国際規格化とともに、全国に存在する社有林の管理運営を通じて、持続可能な森林経営を目指しています。
山林事業部では、「発想の転換とトライ」「自立した林業の実現」「森と人が共生する環境づくり」に向け、自伐林家としてチャレンジを重ねています。
エフオンの企業理念・2030年の目標
企業理念
エフオンの企業理念は、「エネルギーの黒子であろう」です。
「黒子」という言葉が印象的な理念には、「あくまでも人々の生活が主役。人々が今と変わらず、快適で便利な暮らしを続けていけることが願い」という思いが込もっています。
「良い仕事は必ず誰かの暮らしを豊かにする」という信念も掲げ、それぞれのお客様が抱えるエネルギー課題の本質的な解決に努めています。
2030年の目標
エフオンは、バイオマス発電の発電量拡大による自社の成長と、社会のカーボンニュートラルへの貢献を目指し、2030年までに2021年度比50%の温室効果ガス排出削減(木質チップ由来の排出量を除く)という目標を設定しています。
また、社有林の拡大と伐採後の植林により、森林吸収量を拡大して気候変動抑制に貢献し、カーボンオフセットに寄与する考えです。
2050年までには木質チップ由来の排出量を含め、カーボンニュートラルを達成する計画も立てています。
実際に働く社員の評判を口コミでチェック
ここで、ネット上にあるエフオンの社員の口コミ評判をピックアップし、内容をチェックしていきましょう。
ニッチな事業を柱としているため競合が少なく、設備の専門知識やノウハウがある。
引用元:エフオンの「企業分析[強み・弱み・展望]」 OpenWork
エフオンは、日本初のESCO(エスコ)事業の専業会社です。ESCO事業とは、顧客が抱える省エネルギー課題の解決に向けて包括的なサービスを提供し、達成した省エネルギー効果(導入メリット)の一部を報酬として受け取るビジネス形態を指します。
1970年代に米国で盛んになったESCO事業をいち早く日本に取り入れた先駆者で、省エネ・再エネ業界のリーディングカンパニーであることは間違いありません。
設備の専門知識やノウハウがあるのは、当然と言えるでしょう。
結婚、出産を経ても働きやすい環境がある。
社内全体の仲が良く、居心地も良い雰囲気。
結婚、出産のライフイベントを経ても、快適に働き続けることができる環境が整っていることが伺えます。
従業員数は少ないものの、社員同士の人間関係は良好であることもわかり、アットホームな雰囲気で仕事に取り組めるように感じます。
現場の整理整頓をかなり気にしている。
地域のことを気にしてきれいな職場をつくろうと心がけている!
作業を急がせるのでなく、時間を設けて怪我のない職場づくりをしている。
引用元:エフオンの社員クチコミ・評判の一覧(7件)|Yahoo!しごとカタログエフオンの年収・給料・給与・賞与(ボーナス) | キャリコネ 口コミ・評判の情報サイト
グリーン電力事業などの現場では、さまざまな作業が発生しますが、現場の安全を第一に考えていることが伝わってきます。
地域のことも気にかける姿勢は、コンプライアンスを重視する上場企業ならではと言えます。
実際に、エフオンは「純国産の電気を安全につくる」ことを宣言しています。
まとめ
エフオンは、企業に対する省エネルギー支援サービスなどを通し、持続可能な地球環境の実現に貢献している上場会社です。
省エネで節減された電力には、発電される電力と同等の価値があります。
省エネ・再エネ事業のどちらも手掛ける株式会社エフオンには、極めて重要な社会的役割があると言えるでしょう。
人類をはじめとする生き物が、地球上で暮らし続けていくためには、より効率的で環境に配慮したエネルギーの利用が不可欠です。
口コミ評判をチェックすると、エフオンには仕事にやりがいや満足感を持っている社員が多くいることがわかりました。
快適に働ける職場で、地球規模の課題の解決に直接貢献する仕事をしたいという方は、特色あふれる事業を展開するエフオンへのエントリーを検討してみてはいかがでしょうか?