フォーバルテレコムのElenova|電力小売会社の選び方・電気をお得に使う方法教えます!
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「電力自由化」のおさらい

現在は電力自由化により、
フォーバルテレコムをはじめ様々な小売会社から電気を購入できるようになりました。
今回は電力自由化の概要と、それがいつから始まったのか、おさらいしていきましょう。

■電力自由化とは何か

電気の供給を受ける場合、
これまでは東京電力や東北電力、関西電力など
各地域に対応した電力会社から供給されていました。

しかし、電力自由化により特定の地域の電気会社だけではなく、
他の大手電力会社や新規の小売電気事業者などからも
自由に電気を購入できるようになったのです。

新規で小売電気事業者を始めた会社は既存の大手電力会社10社と区別するため、
「新電力」と呼ばれています。

現在、経済産業省に登録されている新電力の数は700を超えており、
2018年3月には新電力に切り替えた家庭(低圧)が約622万件を突破しているため、
着実に増加してきていることが分かります。

■電力自由化はいつから始まったのか

電力自由化自体は2003年3月から始まりましたが、
最初は大型デパートや工場、オフィスビルなど、
特別高圧区分だけが自由化の対象でした。

しかし、その翌年の2004年4月から2005年4月にかけて自由化の領域は大きくなり、
中小規模の工場やビルなどの高圧区分も対象となります。

そして、2016年4月から電気の小売りが全面自由化されて、
家庭や商店などの低圧区分でも好きな電力会社を選べるようになったのです。

新電力会社には様々な業界が参入しており、
例えば企業向けに電力を販売するPPS事業や、
都市ガス・LPガス会社、石油やエネルギー関係の事業、自治体やスポーツ事業、
フォーバルテレコムのような通信事業者などで契約することができます。

■料金プランの選択幅が広がる

電力会社を選択できるようになることで、
料金プランも様々なものから選べるようになりました

事業者によって提供されるプランや料金は異なるので、
ライフスタイルに合わせた料金プランを選択することが可能です。

これまでは国の規制で決められた電気料金を支払っていましたが、
今は電力会社が料金を設定することができるようになり、
以前よりも安いプランが登場しています。

また、ライフスタイルに合ったプランを選べば、
単純に電気料金の単価が下がるだけではなく、
総合的に効率良く節約することができるでしょう。

「電力会社」の重要性

電力会社を切り替える場合、
数多くある電力会社から選ばなければなりません。

それぞれ提供する料金プランが異なるので、
料金を重視して選ぶ方がほとんどかと思われますが、
それだけで決めると不便な面もあるので、
電力会社を選ぶ重要性についてご紹介しましょう。

■電力供給を行う仕組みについて

まず電力を供給するシステムの仕組みから説明します。
電力の供給は大きく3つの部門に分けることができ、
発電部門、配送電部門、小売部門の3つがあります。

・発電部門

名前の通り電気を作る部門で、
太陽光発電や水力発電、火力発電など
様々なエネルギーを用いた発電所を運営しています。
新電力会社の中には発電をメインにしている事業者も多いです。

・送配電部門

発電所から電気の消費者まで送る
送電線や配電線などの管理する部門になります。

停電を防ぐために電力のバランスを調整している部門で、
安定供給に大きく関わる部門と言えるでしょう。

・小売部門

消費者とやり取りを行い、
料金の設定や契約の手続きなどを行うサービス部門のことです。
発電部門から消費者が必要とする分の電力を調達する役割も担っており、
新電力会社には小売に特化した事業者もあります。

■新電力の質について

新電力会社に切り替えることで電力供給が不安定にならないか
心配になる方は多いかと思いますが、
安定性や質は以前と変わることはほとんどないでしょう。

上記で電気の供給システムを説明しましたが、
新電力も既存の送電網を通して消費者の元に届いており、
発電や送電は今までと変わらず発電事業者や送電事業者が行っています。

つまり、新電力が担っているのは基本的に「小売」を行う小売部門のみなので、
電力会社を変えても質が悪くなることはありません。

■電力会社の信用性について

電力自由化といっても、
誰でも簡単に電力を販売できる制度ではありません。

電気を販売するためには
経済産業省の「小売り電気事業者の登録」で審査を受け、
登録される必要があります。

登録されている会社は経済産業省のホームページで確認可能です。
小売り電気事業者の登録とは、
販売予定の電気量に見合った供給を確保できるかどうか、
また契約時に必要な説明や書面の交付が適切に行える体制なのか、
クレームなどの処理が適切に行えるかなどが審査されます。

経済産業省大臣や電力取引員会の厳しい審査により
一定の基準を満たした企業だけが小売りや発電を行っているので、
安心して電力会社を切り替えることができるでしょう。

また、経済産業省の登録された新電力会社は、
既存の電力会社とバックアップ契約を結ぶことを義務付けられており、
もしもトラブルで発電ができなくなってしまっても、
契約を結んだ電力会社から供給される仕組みとなっています。
なので、停電や電力不足に陥ることはほとんどないでしょう。

■電力会社選びを間違えるとどうなる?

電力会社は数多くありますが、
料金プランや違約金の有無、支払い方法などは個々で設定されています。

例えば、新電力に切り替えたことで
以前よりも料金が高くなってしまうことがあるので、
シミュレーションや比較をした上で選ばなければなりません。

他にも通信系とセットになっているプランでは
契約期間の縛りや違約金の確認、
自分が利用したい支払い方法は対応しているか確認する必要があるでしょう。

このように、電力会社選びで失敗するケースは少なくないので、
料金だけに惑わされず慎重に選ぶことが大切です。

「電気料金」の選び方

電気料金は基本料金と電力量料金で成り立っています
しかし、電気料金が自由に選べることを知らないという方が意外と多いようです。

そこで今より安い電力料金を選ぶために料金プランについても理解しておきましょう。

■電気料金プランとは

一般的な電気料金は、従量電灯という料金プランで
1日(24時間)同一の電力量料金で設定されているものです。

そこに1ヶ月間使用した電力量が多くなるにつれて
単価が上がっていく段階制料金が追加されていきます。

その他の電気料金プランは1日を2つ、
あるいは3つの時間帯に区切って
それぞれ電力を使う時間帯で異なる電力量料金が設定されているプランもあります。

住んでいる地域によって電気料金が異なりますが、
通常は夜間の時間帯は固定料金単価が安く設定されているところがほとんどです。

■各家庭の電気量によって料金プランを選ぶ

携帯の料金プランに
通話をたくさんする人とあまりしない人向けのプランが用意されているように、
電気料金プランも電気をたくさん使う家庭とあまり使わない家庭向けのプランがあります。

電気をたくさん使う家庭は割高な基本料金で契約することになりますが、
その分電力量の料金単価が安く設定されています。

一方、あまり電気を使わない家庭では基本料金が安く、
電力量の料金単価が割高になっているプランで契約している場合が多いです。

料金プランによる違いを理解していない人は、
最初に電気を契約したときの「従量電灯」のままになっているケースがほとんどです。

電気料金のプラン選びをしていないために、損をしてしまっているかもしれません。

■生活スタイルの変化で電気料金プランを見直すこと

電気の使用量は家族の人数や生活スタイルによってその都度変化していきます。
出産や育児、職場復帰、転勤など子どもの成長や両親の働き方、
核家族・同居など家族構成によって生活スタイルは常に変わっていきます。

その変化に応じて電気料金プランを見直すことで、
電気代を無駄なく使用していくことができるのではないでしょうか。

各家庭の電気料金プランを最適なプランに見直すことで、電気代は節約できます。

家庭の電気使用量をチェックした上で
電気料金の比較サービスやシミュレーションなどを利用してみると
どんな料金プランが相応しいか見つけることができます。

「電力会社」の選び方

上記でも紹介してきたように、
電力自由化によって電力会社が自由に選べるようになりました

それに伴い悪質な詐欺行為をする電力会社も増えてきています。

ここでは電力会社の料金プランやサービス品質を紹介しながら、
電力会社の正しい選び方について解説していきましょう。

■電力会社の切り替えで変わること

新しい電力会社で再び契約し直しても電気そのものは今までと変わりません。

これは発電や送配電はこれまでと同様に、
大手電力会社が引き続き提供していくからです。

新たに電気を小売りすることを専門としている電力会社がありますが、
こういった新電力は電気料金とサービスによって節約できるかどうかが決まってきます。

電力自由化によって料金設定が自由に設定できるので、
大手電力会社よりも安く電気を提供することができる仕組みになっています。

■こんな電力会社に気を付けよう

多くの電力会社では様々な料金プランが提供されていますが、
中には電力自由化を理由に電力とは無関係の契約を勧められることがあります。

その中で最も多いのが太陽光発電や蓄電池など機器の購入を提案してくる電力会社です。

「電力自由化に伴い電気料金が高くなるため節約対策として設備の設置をして欲しい」
などといった内容で話を持ち掛けてきますが、太陽光発電は電力の自由化とはそもそも無関係です。

そういった電話や勧誘を受けた場合は、慎重に対応するようにしてください。

また、電気を小売りする電力会社は
登録小売電気事業者に登録してある会社しか認められていません。

事業者一覧の中に会社名が載っていない場合は電力会社として実際に存在しない会社です。
詐欺目的で近づいてきた悪徳業者の可能性が高いので注意しましょう。

■電力会社を選ぶ時のポイント

電力会社を検討する際に最も分かりやすい方法は、
各電力会社の料金プランを比較することです。

検針票をもとに情報入力すればどのくらい電気料金が安くなるか
判断できる比較サービスが利用できる会社が多くあります。

どの程度電気料金を下げることができるか確認できたら、
さらに料金がお得になるキャンペーンなどがないかチェックしてみましょう。

中には「セット割」といって
電力会社が提供しているサービスを安く利用することができる特典が
適用されるかもしれません。

電気料金プランの中には契約した年に解約すると
違約金などが発生する会社もあるので、
契約期間や違約金の有無は最低限把握しておいた方が良いでしょう。

結論

電力会社の中には
再生エネルギーを活かしたエコな発電方法を取り入れているところもあるので、
環境に優しいという観点で契約先を選んでみるのも一つの方法です。

最近は地球温暖化問題や原子力発電所でのトラブルが多発しています。
できるだけエコな発電や節電を多く取り入れてもらうよう国や自治体も力を入れています。

私たち一人ひとりができることは
自分の生活スタイルに合った電気料金プランや電力会社を選ぶことです。

知名度や大手電力会社だからといって必ずしも電気料金が安くなる訳ではありません
申込みする前にできるだけたくさんの電力会社でシミュレーションし、
年間を通して安くなる料金プラン・電力会社を選ぶようにしましょう

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