創業から90年。人のライフに寄り添ってきたシバタインテックを企業研究してみた

仙台市に本社を置く株式会社シバタインテックは、東北を中心に医療機器や医療設備に関する事業を幅広く展開している企業です。
今回は、シバタインテックの基本情報をはじめ、行っている事業や採用情報について詳しく解説していきます。
創業して90年余り、東北という地域に根差し、地域社会への貢献を目指すシバタインテックとはどのような会社なのか、具体的に知りたい方はぜひ最後までチェックしてみてください。

シバタインテックの基本情報

初めに、シバタインテックの会社概要や沿革など、基本情報をご紹介します。

【会社概要】

株式会社シバタインテックは、1931年(昭和6年)に、地域医療に貢献したいと希望を持った5名の社員から始まり、今では従業員数が250名(正社員)に近づくまでになりました。
2011年には未曾有の大災害と言われる東北大震災を経験しながらも2021年には創業90年を迎え、現在も地域医療への貢献を目指し事業を継続しています。
事業内容は幅広く、医療機器や病医院設備機器、試薬品や毒劇物薬品等の卸販売及び医療用具メンテナンスを中心に介護福祉機器・用具の卸販売及びレンタル、病医院施設等の設計・施工及びメンテナンスなどを手掛けています。
山形・福島を中心に支店や営業所、ロジスティックセンターやメンテナンスセンター、物流センターなど10箇所ある事業所が円滑な業務遂行をサポートしています。

【沿革】

現在に至るまでシバタインテックはどのような沿革を辿ってきたのでしょうか。
株式会社シバタインテックは、昭和6年8月に個人企業として初代柴田常寿氏によって創業されました。
その後、昭和27年に合資会社柴田機械店、昭和39年に株式会社柴田機械店と会社組織を改め社名変更しています。
さらに資本金を増資や本社移転を幾度か行いながら、昭和49年9月には山形営業所を開設しています。
そして昭和56年には柴田常好氏が二代目社長として就任し、創立50周年を記念して行われたフェアでは二日間でのべ3,200人以上の入場を記録しています。
昭和58年には坂田出張所、昭和63年には郡山営業所を開設し、平成元年に現在の社名である株式会社シバタインテックに社名変更をしました。
その後も順調に事業拡大を続けたシバタインテックは、物流センターの開設や新社屋への移転を行い、平成16年には第17回日経ニューオフィス賞など数々の賞を受賞しています。
平成20年には現在代表取締役を務める柴田清孝氏が三代目社長を就任、新たにグループ会社を設立するなど活躍の幅を広げ現在に至ります。

そもそもどんな事業を行っている?

株式会社シバタインテックではそもそもどのような事業を行っているのでしょうか。
ここではシバタインテックが展開する4つの事業をご紹介します。

【生命科学】

シバタインテックの生命科学事業には、ライフサイエンス分野があります。
ここでは、生命科学分野、科学分析分野、そしてものづくりに携わるすべての研究者をサポートするために、関連する開発に従事している方々に機器の提案やラボのレイアウト、販売からアフターサービスまで一貫したサービスを提供しています。

【医療】

シバタインテックの医療事業では、医療現場のニーズに応えるメディカル事業部と検査業務をサポートするクリニカルサイエンス事業部があります。

◎メディカル事業部

病院やクリニックを中心に活動するメディカル事業部には5つの事業部とチームがあります。
・オーソペディック事業部
・カーディオバスキュラー事業部
・イメージングIT事業部
・エンドスコープチーム
・在宅医療支援チーム

◎クリニカルサイエンス事業部

クリニカルサイエンス事業部では安心・信頼できる検査業務をサポートすべく、以下の検査部門を設置しています。
・検体検査部門
・遺伝子検査部門
・生理検査部門
・病理検査部門
・細菌検査部門

【福祉】

シバタインテックの福祉事業では、介護施設の開設支援をはじめ、必要な機器や商材の販売を行うヘルスケア事業があります。
ここでは、介護ロボットや入浴機器、介護ベッドなど利用者はもちろん現場の職員をサポートする様々な商品を取り扱っています。

【付加価値】

シバタインテックには「付加価値」事業として営業部門と支援部門を設置しています。

◎付加価値サービス部門(営業部門)

付加価値の営業部門ではお客様のニーズに適したサポートを行うための4つの事業部があります。
・価値創造事業部(メンテナンス部門)
・開業・ヘルスケア事業部
・プロジェクトソリューション事業部
・経営企画マーケティング事業部

◎付加価値サービス部門(支援部門)

付加価値の支援部門では、顧客満足度の向上に向け、業務改善や日常業務を行うため、6つの事業部等を設置しています。
・CSR室
・DI室
・内部監査室
・価値創造事業部(ロジスティック部門)
・カスタマーサポート事業部
・総務人事・経理部・IT推進事業部

シバタインテックの4つの事業はそれらを支える事業部やチームによって成り立っています。

シバタインテックの採用情報

シバタインテックでは中途・新卒採用を行っています。
ここでは、シバタインテックの新卒採用場情報について見ていきましょう。

シバタインテックの新卒採用では、医療機器・理化学機器・福祉用具の販売・保守などのサポート業務やお客様のニーズに応える提案を行う営業職と、そんな営業職を支える支援職の募集を行っています。
詳しい募集概要は以下の通りです。

【募集職種】

営業職、支援職(どちらも正社員)

【仕事内容】

営業職:医療機器、理化学機器、福祉用具の保守・販売、顧客のニーズに応える提案・サポート
支援職:お客様からの商品受注、仕入れ先メーカへの受発注業務、売上伝票の作成、請求書の発行、営業職社員のサポート業務

【勤務地】

宮城、山形、福島

【勤務時間】

9:00~18:00(休憩1時間、固定時間制・標準労働時間制)
毎月初日及び毎週週初めは8:30~17:30

【給与福利厚生】

・営業職(短大・専門・高専卒業見込み)
月給20万円(固定残業代5万1,795円/月45時間含む)
※基本給は14万8,205円

・営業職(大学・大学院卒業見込み)
月給21万円(固定残業代5万4,360円/月45時間含む)
※基本給は155,640円

・支援職
月給145,000円

営業職には固定残業代があり、固定残業代は残業がない場合も支給され、超過する場合も別途支給されるとのことです。

【手当】

シバタインテックでは、営業職、支援職問わず、住宅手当(3万~38,000円)や通勤手当(上限3万円)のほか、家族手当や単身赴任手当など、各種手当が支給されます。

【昇給】

年1回、1月

【賞与】

年2回、7・12月に会社の業績を基に支給

【休日・休暇】

営業職・支援職ともに土日休みの完全週休2日制です。
年間休日は120日、有給休暇は10日あるほか、年末年始休暇や慶弔休暇、産前・産後休暇など休暇も充実しているようです。

【福利厚生】

社会保険完備
福利厚生では、MVP表彰制度や永年勤続表彰制度、退職金制度や健康診断があるほか、社員旅行や親睦会もあるようです。

このほかにも新入社員研修やフォローアップ研修といった研修制度や勉強会も充実しているため、業界に関する詳しい知識がなくても安心して働き始めることができるでしょう。
また、自己啓発支援にも力を入れており、社員の自己啓発や各種資格の取得支援などスキルアップを全面的にバックアップしている点もシバタインテックならではの特徴といえるでしょう。

まとめ

今回は東北を中心に医療機器や理化学機器、福祉用具の総合商社として事業を行っている株式会社シバタインテックについてご紹介しました。
昭和6年に創業してからこれまで90年以上、シバタインテックは地域の安心・安全を支える企業として地域に根差したサービス・サポートを提供するべく、生命科学・医療・福祉そして付加価値という4つの事業を展開しています。
年間休日も充実しており、各種研修やサポート制度にも力を入れているため、入社後もスキルアップを見込める企業と言えるでしょう。
地域に貢献できる仕事を探している方にとって非常に魅力的な企業です。

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