オウケイウェイヴの元社長とは?Wowoo出資と「反社」との真相に迫る
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オウケイウェイヴの代表を務めた松田氏については様々な噂が流れています。

噂が真実なのか、本当に噂通りなのかはしっかり様々な角度から情報を精査しないと分からない部分が多いと言えるでしょう。

特に、Wowoo出資に関連したIR情報について、そして反社会的勢力とのつながりについての噂は、まさに噂の域を出ないと考える必要がありそうです。

そもそも、松田氏の経歴をチェックしてみると、投資家に訴えられるような行為を行ったとは考えにくい情報が揃っています。

今回は、オウケイウェイヴの松田氏が行ってきた活動やICOについて、さらにOkfincとはどのような会社なのかを確認しながら、Wowoo出資と「反社」との真相に迫ってみましょう。    

松田氏についての口コミは?

松田氏の経歴や行ってきた活動については、多くのサイトで様々な口コミが取り上げられています。

特に、ネガティブな内容の口コミが気になる人も多いでしょう。

Twitterなどでも辛辣な投稿が見受けられます。

しかし、口コミに書き込まれている内容は、真実も含まれていればウソも含まれていることが一般的です。

褒めたたえて絶賛ばかりの口コミも、憶測や個人的な感情から書かれたネガティブな口コミも、そのまま真に受けることは危険と言えます。

松田氏の口コミについてチェックしてみると、ニュートラルな視点で判断することの重要性を改めて感じるのではないでしょうか。

実際に松田氏がどのような活動を行ってきたのか、経歴を確認してみましょう。

オウケイウェイヴは、Q&Aサイトなどナレッジコミュニティを運営する上場企業です。

松田氏は2017年から経営に参画し、2018年に代表取締役社長に就任しました。

仮想通貨やブロックチェーン事業に関する松田氏の手腕が期待され、新規事業の立ち上げに際して松田氏が社長に就任したという経緯です。

20186月期は、松田氏が子会社のOkfincにて扱ったブロックチェーンベースシステムの受託開発という新規事業で増益となっています。

しかし、松田氏に対するネガティブな口コミの原因となったのも、2018年の増益に関連しています。

なぜなら、新規事業での売り上げに関連する取引先Wowoo社が、松田氏がプロデュースした仮想通貨事業との関りを持っていたからです。

つまり、上場企業であるオウケイウェイヴによる資本参加というバックがWowoo社にはあると投資家たちが判断したことが、思わぬトラブルを招きました。

確かに、Wowoo社に対してはオウケイウェイヴの子会社であるOkfincからの出資の予定が開示されていたものの、内容の訂正と出資期限の延長と経過、そして出資計画の取り下げに至るまで、速やかに正確な詳細情報が提示されています。

オウケイウェイヴの急成長の陰には、松田氏が事業化した仮想通貨に対する熱烈な期待感がありました。

そして、大人気を呼んだ仮想通貨発行に魅力を感じた投資家が集まったという背景も見逃せません。  

高配当を期待した投資家たちが期待通りの成果を得られなかったという悔しさを、違法ICOなどと言う悪意ある口コミにぶつけているという図式が浮かんできたのではないでしょうか。

2022年8月に杉浦 元氏が新代表取締役社長に就任

さまざまな活動や事業を展開してきた松田氏ですが、2020年4月にオウケイウェイヴの代表取締役を辞任しています。
そして、2022年8月に杉浦 元(すぎうらはじめ)氏が新社長に就任しました。

【杉浦 元氏の経歴】
1996年4月 大和企業投資株式会社入社
1997年7月 株式会社ソラシドエア設立取締役就任
1999年6月 株式会社ブイ・シー・エヌ取締役パートナー就任
2000年2月 株式会社オウケイウェイヴ取締役就任
2008年5月 株式会社コンコードエグゼクティブグループ取締役就任
2016年7月 株式会社エリオス設立代表取締役就任(現任)
2022年3月 株式会社エスポア社外取締役就任(現任)

1970年生まれの52歳(2022年9月時点)である杉浦氏は、経歴の通り、多種多様な企業で取締役に就任し、業務を遂行していきました。

オウケイウェイヴは、2022年4月に被害にあった投資詐欺により、「コーポレートガバナンスの不足」などの課題が浮き彫りになっています。新社長就任の背景には、課題解決のための内部統制の強化という目的もあるといえるでしょう。

今後のオウケイウェイヴの躍進に期待です。

そもそもICOとは?

会議室

ICOは「Initial Coin Offering」を略した用語です。

「トークンセール」「クラウドセール」とも呼ばれる新規仮想通貨公開を指します。

企業は発行した仮想通貨を購入してもらうことで、株式上場と比較してコストや審査、手続きを簡略化して資金調達が可能となります。

ICOに投資する人は、企業に対しての期待や、高配当への期待から投資をします。

特に、仮想通貨を活用したICO投資は投資家にとっても簡単に参加できるため、投資初心者にも人気がある点が特徴と言えるでしょう。 

 

オウケイウェイヴの子会社Okfincとはどんな会社か

ミーティング

オウケイウェイヴは、複数のグループ会社を持っています。

グループ会社の1つであるOkfincは、2017年10月マレーシアで設立された会社です。

主に、ブロックチェーンの研究開発を行っていて、銀行間の決済システムや仮想通貨ウォレット、仮想通貨交換システムなど金融系の技術分野で新しい事業を展開しています。

Okfincでは、ブロックチェーン技術を活用したシステム開発、実用化研究を行うとともに、培ってきた知識を活用してコンサルティング事業も行っています。

様々な分野で仮想通貨に関連するビジネスを進めるために、必要となる資金調達などのビジネスサポートを行い、企業が抱える問題解決に取り組んでいます。

世界中で仮想通貨市場が急成長する中、ブロックチェーンの技術は不可欠となりました。

ブロックチェーン技術の開発・投資・コンサルティングを展開するOkfincは今後もさらに成長すると期待する投資家が多いことも納得できるでしょう。

オウケイウェイヴが展開するサービスと株式上場

ナレッジコミュニティを運営するオウケイウェイヴは、様々なサービス事業を展開しています。

日本初の最大級Q&Aサイト「OKWAVE」は、Q&A形式での情報交換コミュニティサイトです。

コミュニティ内で質問して答える、お互いに助け合える場を提供しています。

またQ&Aサイトでの問題解決力を活用したソリューション提供を行う、 OKBIZ. for Community Supportサービスも取り扱っています。

さらに、OKBIZ. for FAQ / Helpdesk Supportでは、 FAQヘルプデスクソリューションの提供をしており、FAQ作成/支援コンサルティングのサービスも展開中です。

困っている人の質問に善意で回答することで、困っている人を助けたい、お互いに助け合って欲しいという想いがオウケイウェイヴのサービスの源となっていることが分かります。  

そして、19997月の会社設立後、2006年6月に株式上場に至っています。

日本経済新聞やNHKなど、主要新聞やテレビ局を始めとした多くのメディアでオウケイウェイヴの取り組みやサービスが紹介されました。

誰かの「困った」を誰かが助けてOKにする波(ウェイヴ)を実現するサービスという企業理念が、オウケイウェイヴを上場まで導いてきたと言えるでしょう。

   

サービス導入の実例は?

成長

オウケイウェイヴのサービスは、個人向けにも法人向けにも展開されています。  

個人向けサービスの実例

個人向けサービスには、日本最大級のQ&Aサイト「OKWAVE」と、専門家が回答するQ&Aサービス「OKWAVE PROFESSIONAL.」の2つがラインナップされています。

専門的な知識がないと回答できない難しい質問については、「OKWAVE PROFESSIONAL.」が便利です。

プロの的確な回答が質問者の「困った」を解消するだけでなく、回答した専門家にとっては認知向上に結び付く仕組みとなっています。

 

 

法人向けサービスの実例

オウケイウェイヴの法人向けサービスには、国内シェアNo.1のFAQ/お問い合わせ管理システム、

顧客参加型サポートコミュニティ、サポート特化型AIを搭載したチャットソリューション、

FAQや分類案を作成支援するAIソリューション、次世代のヘルプデスクなどがあります。

多くの企業や団体がオウケイウェイヴの法人向けサービスを導入していることは、意外と知られていないかもしれません。

みずほ銀行や常陽銀行、松井証券などの金融系サービス、松山市などの行政サービス、 ショップチャンネルやタワーレコード、ソフトバンクや象印、エプソンなどの数多くの有名企業で、 オウケイウェイヴの法人向けサービスが導入されています。

身近な企業・団体のサービスがオウケイウェイヴの法人向けサービスに支えられていることを知って、驚いた人も多いのではないでしょうか。

企業サービスの目には見えない部分で「困った」を解消する数々のサービス提供は、実はオウケイウェイヴが支えています。

2022年11月に企業参加型ポイント報酬制度「パートナープログラム」を開始

オウケイウェイヴのパートナープログラム

2022年11月にはQ&Aサイト「OKWAVE」で「パートナープログラム」をスタート。

パートナープログラムとは、企業が報酬を用意し、ベストアンサーを獲得した回答者に報酬としてポイントを付与するというもの。

参画企業は自社の課題を解消するヒントとなる有益な情報や知識を得ることが可能です。

反社疑惑のまとめ

オウケイウェイヴについて調べれば調べるほど、

松田氏に関する噂が真実かどうか疑わしい可能性がでてきました。

投資家に対する出資の勧誘や反社会的勢力との繋がりなどの口コミは、

悪意ある噂でしかないと言っても差し支えないのではないでしょうか。

そもそも上場企業であるオウケイウェイヴに問題があるなら、既に適正な処分を受けているはずです。

インターネット社会では、だれもが情報を発信できるため、真実の情報とウソの情報が混ざり合っています。

特に、悪意あるネガティブな情報ほど多くの人の目につきやすく、 印象に残りやすく、かつ拡がりやすいものです。

松田氏と反社会的勢力との噂についても、ニュートラルな視点で判断していく必要があると言えるのではないでしょうか。

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