東亜産業の「ハンドジェル」の効果について調べてみた!
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ウイルス対策としてアルコールスプレーやハンドジェルなどたくさんの製品が出回っており、
ドラッグストアで購入できるものは試しているという方も多いでしょう。

しかし、たくさんの製品の中からどれを選んでいいのかわからないという方も多いはずです。

特にハンドジェルとなると、医薬品ではなく化粧品として販売されているものもあるため
消毒用として効果があるのか気になるところでしょう。

そこで今回は、東亜産業から発売されているハンドジェルの効果について調べてみたのでご紹介します。

ぜひ目を通して、商品選びの参考にしてみてください。

 

1:「ハンドジェル」ってどんな製品?

 

東亜産業はドライヤーやPC周辺機器、化粧品、洗剤など様々な製品を製造しています。

2019年には食品事業にも手を伸ばし、飲料の新商品としてインスタントタピオカを発売しました。

そんな様々な製品を発売している東亜産業からは、アルコールが配合されている
「ハンドジェル」も発売されています。

まずは、東亜産業のハンドジェルがどんな製品なのか見ていきましょう。

 

■手指を汚れから守るアルコール洗浄タイプ

 

東亜産業のハンドジェルは衛生用品として販売されていて、
手指を汚れから守るアルコールが配合されたジェルタイプの洗浄剤です。

ジェルなのにさっぱりとした使い心地で、ジェルを手指に馴染ませた後でもベタベタしません。

このようなハンドジェルは他社では容量が少ない印象が目立ちますが、
東亜産業は500mlの大容量なのですぐになくなる心配もないのです。

東亜産業のハンドジェルにはアルコールが配合されていますが、
消毒用のアルコールではなく洗浄用のアルコールです。

また、医薬部外品ではなく化粧品として販売されていて、
新型のウイルスに効果があるかどうかは確認できていないため、
東亜産業が販売店に対して注意喚起を促しています。

 

■東京都に50,000本寄付された大ヒット商品

 

東亜産業は、新型のウイルス対策支援として福岡県や東京都、愛知、広島などに
マスクを10万枚~100万枚寄付しています。

それと同時にウイルスの影響でクラスターが起きた東京都には、
東亜産業のハンドジェルを50,000本も寄付しているのです。

東亜産業が発売しているこのハンドジェルには、
新型のウイルスに効果があるという表示は行っていません。

しかし、北里大学の教授によればアルコール濃度が50%以上の希釈濃度であれば
除菌や消毒に効果があるという研究結果も出ておりますので、
アルコールが配合されている東亜産業のハンドジェルは除菌に有効と言えるでしょう。

このハンドジェルは詰め替え用も存在していて、
空きボトルがあればそのボトルや容器に詰め替えることができます。

 

2:アルコール濃度を調整し、低刺激で手荒れしにくい製品!

 

東亜産業のハンドジェルは化粧品として販売届を提出しているため、アルコール濃度が調節されています。

またEDTA-2Naという成分を配合し、低刺激ながらも手指をキレイに保てるのです。

ここでは、ハンドジェルのアルコール濃度やEDTA-2Naとはどんな成分なのかをご紹介します。

 

 

■ハンドジェルのアルコール濃度は?

 

東亜産業が発売しているハンドジェルには、清涼剤としてのアルコールが配合されています。

そのアルコール濃度は約5659%となっていて、50%以上を上回っています。

厚生労働省では消毒に効果があるアルコール濃度は60%以上としていますが、
60%以上だと刺激が強くなってしまいがちです。

しかし東亜産業は約5659%とアルコール濃度を調節することで、
手荒れしにくく低刺激なハンドジェルを開発しました。

グリセリンやカルボマーなどの保湿成分が含まれているため、
低刺激で手荒れしにくいと言えるでしょう。

 

 

EDTA-2Naとはどんな成分?

 

ハンドジェルの中にはアルコールの他にも、EDTA-2Naという成分が配合されています。

EDTA-2Naはエチレンジアミン四酢酸といい、
金属キレーション材の一種でエデト酸とも呼ばれています。

医薬部外品の製品にも配合されていますが、
化粧品に分類されるシャンプーや育毛剤などの製品のほとんどに配合されているのです。

皮膚刺激性や皮膚感作性がほとんど無く、通常使用する分において安全性に問題のない成分です。

他にも手指を保湿してくれるグリセリンやその保湿剤を増粘してくれるカルボマーなどが
配合されており、どれも人に害はありません。

 

3:コロナ対策として使っていいの?ダメなの?

はてなの風船

では、東亜産業のハンドジェルを新型コロナウイルスの対策として使っても効果はあるのでしょうか?

北里大学の教授は、2020年の5月に不活化効果についてのQAを公開しています。

URLhttps://www.ryutsuu.biz/commodity/m051243.html

 

QAの内容には、エタノールは50%以上の希釈濃度であれば、
市販の物でも新型コロナウイルスの消毒に効果があるのかという質問があり、
その質問に対して50%以上でも効果があると回答しています。

一方で厚生労働省では消毒に効果があるエタノールの濃度は当初は70%以上、
現在は60%以上としております。

 

北里大学はウイルス不活化効果の可能性について、
新型コロナウイルスの消毒効果が期待できる市販製品を対象にプレスリリースを発表し
その結果を報告しました。

実験の結果、エタノールは50%以上の濃度であれば
接触時間1分間で十分なウイルス不活性化が可能だと考えられましたが、
人体に必ず効果があるとは限りません。

しかし、あくまでも北里大学教授の発表であるため、
消毒効果が心配だと思う方はアルコール濃度が60%以上の製品を購入するのがおすすめです。

 

また、東亜産業の製品における最新情報として、シチュエーションに合わせた「非接触型自動検知システム」サーマルカメラ2タイプをリリースしました。

Thermo EXPro(サーモエクスプロ)とThermo Manager(サーモマネージャー) です。

潜在的なコロナウイルス感染者が一定程度いるものと考えられています。

これからの企業にはしっかりとした感染症対策を行うことが求められてくるという背景からの製品リリースのようです。

4:利用者の口コミをまとめてみた!

 

東亜産業のハンドジェルを利用した人たちは、どんな口コミをしているのでしょうか?

最後に、ハンドジェル利用者の口コミをまとめてみましたので参考にしてみてください。

 

これは化粧品で届け出のため、薬事法により除菌や消毒との文言は規制され使えません。メーカーも清涼剤・溶剤と記載、汚れを落とすが限度です。でも、エタノール濃度は大体56~59%のようです。クレベ&アンド ウイルス・菌除去スプレーがエタノール58%となっておりますので、こまめの使用で清潔を保つには安心できるものと思います。

https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1VFMH0A4L39Q2/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B086Z18J92

この口コミからも、東亜産業のハンドジェルは化粧品での届け出として書かれています。

こまめに使用して清潔感を保てるため安心できると書いてあることから、安心安全が守られている製品と言えます。

 

ジェル状なのは良いですし、早めに手に入り良かったと思います。

https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R3KWSXGM71CF62/ref=cm_cr_getr_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B085VMXCW9

この方の口コミからは、ジェル状で手に馴染みやすく速乾性があることがわかります。

この時期なので他社の製品は手に入らず、早めに手に入って良かったという内容も書かれていることから、非常に重宝しているのでしょう。

 

手になじませるとアルコール感もあり、安心しました。

https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R3UKF66M6OP17M/ref=cm_cr_getr_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B085VMXCW9

この方の口コミからは、手に馴染ませた時のアルコールの清涼感があることが分かります。

東亜産業のハンドジェルはアルコールが約5659%も配合されているので、安心して人によってはアルコールの清涼感を感じられるでしょう。

 

無いよりはあったほうが精神衛生上良いし、家族の衛生意識を高める上ではまぁいいかなと。

手指もあれず、何よりもベタつかないのがとても良いです。

https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/RFNKG2WW1Y6UJ/ref=cm_cr_getr_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B085VMXCW9

この方の口コミからは、衛生意識を高めるために使われていることが分かります。

ハンドジェルは低刺激性なので手指が荒れない・べたつかないことも実感できているようです。

 

5:「ウイルスシャットアウト」が景表法違反で措置命令!

東亜産業がかつて発売していた「ウイルスシャットアウト」という製品が、2020年8月28日に消費者庁からの措置命令を受けました。

ハンドジェルの販売元に措置命令がくだったとなると、安心して使って良いのか不安になりますよね。

そこで、ウイルスシャットアウトにくだった措置命令についても簡単にご紹介します。

東亜産業の公式ホームページ(https://toa-ind.com/products.html)によると、主に2つのことが書いてありました。

① 楽天市場などで、パッケージの表面の画像のみを表示し裏面の画像を表示していなかった。しかし、パッケージの裏面に消費者にとって重要なことが書いてあった(風のある屋外や、空気の流れが強い場所では十分に効果が発揮できないこと)。

② 東亜産業がウィルスシャットアウトの効果効能に関して提出した実験試料が、消費者庁から表示の根拠となる資料として認められなかった。

②に関しては、消費者庁側の主張の中に「おかしいのではないか?」とも思える内容が含まれております。

内容が複雑なため、詳細を知りたい方は「ウイルスシャットアウト」について書いた下記の記事をご確認ください。

ウイルスシャットアウトの詳細記事はこちら

 

6:まとめ

女性の手

東亜産業から発売されているハンドジェルの効果についてご紹介してきました。

他社でもたくさんの類似商品が存在する中で、
東亜産業のハンドジェルが多く選ばれているのは、
東京都に5万本もの寄付をしたからというもの理由の一つかもしれませんね。

東京都にマスクと一緒に寄付したことで知名度が上がり、
たくさんの方に買い求められているのだと考えられます。

 

しかし注意してほしいのは、このハンドジェルはあくまでも化粧品という点です。

医薬部外品はアルコール濃度が60%以上と厚生労働省で定められており、消毒効果が期待できます。

東亜産業のハンドジェルはアルコール濃度が約5659%であり、医薬部外品ではありません。

また、届け出も化粧品としているため、消毒としての効果を狙って販売していないと考えられます。

ただし、日常生活の衛生管理として使うには十分な効果が得られるので
日常生活に上手く取り入れていくと良いかもしれません。

一方で、北里大学教授のプレスリリースの基準で言えば、消毒にも十分な効果を発揮してくれそうです。

 

口コミからも分かる通り、アルコールの清涼感が感じられて低刺激で手荒れもしにくい製品です。

また、手がベタベタしない速乾性のため、日常生活での利用にはおすすめです。

これからの生活は衛生管理への意識が高い人が増えていくと考えられるので、
家庭に一つでもこのハンドジェルがあれば安心です。

この機会に、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

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